私の住み、そして働く街はいつも華やかな男女が行き交う都会の歓楽街。間違いなく便利なところではあるがやはりずっとここにいるとちょっと息苦しく緑の山々が恋しくなる。街で歪んだ心が緑の中にいるとまたもとの健全なバランスにもどる。そんなわけで休みの昨日は小原村にあるパインズゴルフクラブに同級生と妻と出かけた。天気予報では雨降りだということで心配はしていたが、ほとんど雨はふらずパインズゴルフクラブのそろそろ緑になりかけたフェアウェイを歩き素晴らしく整備されたグリーンを堪能した。悪いショットもあったがいいショットもありそれで十分エンジョイできる。３人でおだやかにラウンドができた春の一日。
そして連休の今日は桜の名所、奈良県吉野へ山歩き。花はもう奥千本といわれる一番高いところしかないと吉野のウェブサイトの花情報では告げていたが、新緑の中のも悪くないと思って出かけた。近鉄電車を二度乗り換え、そしてバスを二度乗り換え到着した奥千本、金峰神社前はやはり桜はほとんどなかった。ただ昨日と違って澄み切った青空のもと谷から吹く風の爽やかなことったら。若い頃は100％花より団子だったが還暦近くなるとやはり野山の花の可憐な姿が愛おしくなる。そんな小さな花を写真にとりながら春爛漫の中、山歩きができる幸せを胸いっぱいに感じた吉野行きでした。
吉野のこの時期 奥千本の桜
水分神社の可憐な桜
風にそよぐ新緑 吉野
道すがら木の芽。吉野
桜の時期、一目千本を誇る吉水神社の絶景ポイントもいまは新緑。でもこれもまた佳し。
こんな言葉にこころが和む。
一大観光地の吉野だが、メインストリートを一歩外れるとこんな景色が待っている。
