明日4/15は甥の結婚式・披露宴。お客さまには申し訳ないのですがオーダーサロンタナカを臨時休業いたします。ただひさしぶりの華燭の典はちょっとわくわく。どんなフォーマルウェアを着るかじっくり愉しんで決めました。
まずスーツ。午前の式ならばジャケットが黒でパンツは縞コールパンツのディレクターズスーツとも考えましたがまわりの人は略礼服で自分だけディレクターズスーツではコスプレ的かもと考え、多くの人が略礼服として着る黒のスーツを選びました。フォーマルは目立てばいいのではなく周りの人と同じものを着るというのが基本。ユニフォームにも近い考え方です。スリーシーズンのブラックフォーマルはロロピアーナタスマニアン150で持っているので、持っていない夏のブラックフォーマルをカノニコ120平織りで10cmのピークラペル、ワンボタン、ノーベントのシングルで誂えました。
そしてドーメル社「luxuary natural fibers」コレクションから選んだウールシルクのグレージャガードでジレを誂えました。ボタンは黒蝶貝。
ネクタイはステファノビジのブラック&シルバー、裏地のないスフォデラートでシルクをたっぷりつかったセッテピエゲ。
腕時計、ふだんは丈夫で気を使わないスポーツウォッチをしていますが明日はフォーマル専用にしている過去機械式しか作ったことのない時計メーカー「ブランパン」のウルトラスリムに。シンプルな2針でプラチナケースです。
ドレスシャツはロイヤルカリビアンの120双綿ツイル。ウイングカラー、ボタンの隠れるフライフロントで華やかな雰囲気を出してみました。ウイングカラーは蝶ネクタイだけでなく普通のネクタイにもできるのです。
ポケットチーフは何年か前、伊勢丹新宿店で見つけたシルク100%のホップサック素材の白。ふくらみ感がありお気に入りです。いつもパフドでふわりと胸ポケットに入れているので今回改めてアイロンをぴしっとかけました。
靴はチャーチの誇るストレートチップ「コンスル」。世界有数の靴クリームメーカー、コロンブスさんご自慢「ブーツブラック」の黒と東急ハンズオリジナルの「SHUE POLISH」でハイシャインを施しました。靴下はハリソンのスーピマコットン黒です。