西穂山歩きのあとは奥飛騨温泉郷のひとつ中尾温泉で泊まる。ネットで見つけたペンションだが夕食も美味しくお風呂も掛け流温泉なかなか快適。そして気になるお値段もリーズナブル。

朝早起きして付近を散歩して気がついた。6月に行ったイタリアのドローミティ、コルティナダンベッツオに似てることを。朝食はお庭で。至福の休日。

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ペンションはまるでコルティナ。 穂のみ亭
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外での朝食 穂のみ亭

欲張りな私たちは今日も焼岳に向けて山歩き。中尾温泉が焼岳の登山口になっている。
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焼岳登山口
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登山路から見える滝
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登山道にある神社

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飛騨側の美峰に心奪われる。
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焼岳だ!
午前8:15出発、人の往来のほとんどない樹林帯をひたすら、ひたすらそしてひたすら登る。上の方が明るくなって、おっ峠に出たと思うと幻影。そんな幻影を5度ほど見てかかった時間は3時間半。中尾峠という飛騨と信濃の間に差し掛かると目の前に活火山焼岳の威容が視界いっぱいに広がる。ドローミティのトファーナ山にも似ている。
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焼岳の偉大な姿
下には上高地、そしてすぐ向こうに昨日登った西穂山荘から西穂高連峰が見える。峠を吹き抜ける風の爽やかさは足を棒にして登った人にしかわからない。焼岳すそ野の樹林帯まで登ったが峻険なガレ場を目にして登頂する気が失せた。やはり登山用ヘルメットなしでは焼岳登頂は無理。あと焼岳北岳頂上400m手前で断念。そのかわり焼岳手前の中尾峠展望台で昼食を取ることに。その付近の石に座ろうとしたらなんかあったかい。近くに穴二つ発見。そこから硫黄臭のする熱い水蒸気が吹き上がる。水蒸気爆発した御岳を思うと焼岳は軽い気持ちで登ってはいけないことを再確認。
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ふと座った横から熱い水蒸気吹き出す。焼岳おそるべし。
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穂高連峰が望め、そして上高地も眼下に
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昨日登った場所を望む。昨日はロープウェイという禁じ手を使ったので今日は登山口から。
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山はいいなあと思う。
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焼岳小屋に立ち寄り下山
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焼岳小屋から巨石越しに焼岳。いつか登ろう。