止まって使っていなかった妻の時計を修理を依頼して出来上がってきた。昨晩仕事が終わってからひさしぶりに栄の街に出て、その時計の3850円の革ベルトを交換してもらったがなかなかの高級時計に化けた。

かつてピッティイマジネウォモに行った際、仕事を終えピッティの会場をあとにし、ミラノに戻る途中、行ったことのない街パルマでユーロスターを降りて一泊した。次の朝パルマの中心部の骨董屋さんで見つけた時計がこれだった。お値段は250ユーロ日本円で35000円ほど、店のご主人に、これはお値打ちだぞ日本人、と一言いわれたことを覚えている。

この店で買った。2004 PARMA
その店のショウウィンドウ、お金があったら幾つか買っておけば儲かったかもしれないが後の祭り。

どこかにそのとき撮った画像があるはずだとパソコンを検索したら、出てきたのは2004年、もう16年も経過してしまったのかとつい遠くを見てしまう。46歳だった若い自分の写真もあったがあえてここには載せないでおこう。一人旅だったがローマからナポリ、フィレンツェ、ミラノ、ゲンメ、そしてブレシアに立ち寄りミラノから日本に帰っている。いまよりずっとアクティブで内容の濃い旅をしていた。

いまは海外旅行もままならない。甥っ子がひとりフランスの大学に行っているが、帰るのにも帰れず苦労していると聞いた。若い頃の苦労は買っててでもしろと言われるが海外で一人ぼっちだと苦労も多いと心配している。ことしはピッティウオモ出張も行けないが、過去ほんとになんども通ったイタリア。撮影した写真をながめながら思い出にひたっている。

パルマの有名な洗礼堂 2004
パルマの広場 2004
広場で見かけた美しい日時計のある建物 PARMA 2004
その頃のPITTI IMMAGINE UOMOは今と違ってこんな地味。2004 FIRENZE