本日より12月14日(火)までオーダーシャツフェアを開催いたします。当店で人気の表面に毛焼きを施したなめらかな100番双糸(シルバーライン)と120番双糸(ゴールドライン)を使ったカリビアンコットンを表示価格から3000円オフ、カンクリーニ、トーマスメイソン、リバティなどインポート素材すべて表示価格の3000円オフでオーダーいただけます。

インポート素材とロイヤル・カリビアンは3000円引き

ドレスシャツ素材の「クラシック」はコットン100%です。

服飾の世界でクラシックという単語は「旧式」「古典」という意味ではつかわず、「正統」という意味で使います。

当店が目指しているクラシックスタイルはまず正統な素材選びから始まります。まず天然及び天然由来素材であること。スーツはウール、ボタンはリアルホーン(水牛)かナット、仕立てはフル毛芯仕立て。靴は革、ネクタイはシルク、そしてシャツはコットンで決まっているのです。機能性を重んじるスポーツウェアは伸縮性、放湿性、速乾性などを求めて開発されたポリエステル、ポリウレタンなど化学繊維を使う、それがスポーツウェアの世界の「正統」ですが、クラシックスタイルは天然素材が「正統」です。

ポリエステル混のドレスシャツはシワにならないとか洗濯に便利だということは承知していますが、あくまで代替的(オルタナティブ)と考えています。クラシックスタイルを目指す当店はオーダードレスシャツはコットン100%のみを取り扱っております。

ドレスシャツ、クラシックなディテール3つ

クラシックスタイルの重要なアイテムであるドレスシャツの典型的なディテールを3つご紹介いたします。

まず「胸ポケットなし」。ドレスシャツも基本的にはアンダーウェアであるとい立場でポケットという機能性を排除するという意味です。

ドレスシャツはこのように胸ポケットなしがおすすめです。

そして「裏前立て(フレンチフロントとも言います。)」。シャツの前身、ボタンの部分をタテにおりかえした装飾が「前立て」。ボタンダウンシャツのようにスポーティなものは前立てがありますが。ドレスシャツのようなシャツの素材を味わうものにはシンプルな裏前立てが定番です。

これが裏前立て。フレンチフロントとも呼ばれ、スッキリした表情です。
これは表前立て 前立て有りとも言います。ボタンダウンシャツなどカジュアル系のシャツに多い。

そして「ワイドスプレッドカラー」。日本ではワイドスプレッドカラーと言いますが欧州ではこれが一番一般的でレギュラーカラーと言われています。シャツのカラーの先が上着のラペルの下に隠れ、ラペルの重みでカラーがはねることがありません。

当店おすすめのワイドスプレッドカラー。「ウインザーワイド」
シャツのカラーの先が上着のラペルの下に隠れて、カラーがハネません。