私の若い頃は当店の近くもひとがたくさん住んでいましたし、小学校も4クラスありました。しかし周辺地区に居住する人が多くなり、このあたり名古屋市中心は職場やオフィスとなる、いわゆるドーナツ化が進み、人が少なくなってきました。そして食料品店、スーパーマーケットが成り立たなくなり、一軒、二軒と栄地区は食料品を買う店が少なくなり、栄にあったダイエーがなくなって、名古屋中心部に住む人はスーパーマーケット難民化しました。通常の食料品ではなくデパ地下の高い食べ物を買うことが日常。水木の休日には地方のスーパーマーケットめぐり。朝ゴルフの練習の後は熱田区日比野にある場外市場に立ち寄ることもしばしば。コンビニでの食料品の買い物もします。
時代は変わり、長い時間を掛ける通勤は避け、スマートに都会の高層マンションに住むことがトレンドとなってきました。その流れで近所の錦二丁目に大規模なタワーマンションが建ち、その一階に待望のスーパーマーケットが入りました。できたのはこの地区で結構過激ともいえる生鮮食品の品揃えで知られるバロー系列の「タチヤ」。古くから都会に住む我々もやっと住宅地区の人と同様に、気軽に食料品の買い物ができるようになりました。コロナ以前からうちメシ志向の我が家はほんと助かります。