海外毛織物メーカーの日本法人のオフィスはほとんど東京にあります。東京から新幹線を使って一時間半かかる当店ですがありがたいことに、重要なお店と考えていただいているようで当店にスタッフがわざわざご訪問いただくことも多く、買付もできて、貴重な新しい情報もいただいております。
金曜日の午前中にはゼニアジャパンの渋沢さんが来店、ゼニアが傘下に収めたドンディのあたらしいジャージーをテストしてほしいといただきました。エルメネジルド・ゼニア毛織物部門の総帥フランコ氏お気に入りの素材だそうでわたし用に仕立ててテストいたします。
昼にはドーメルジャポンの鈴木さんもご来店、今後の新素材のレクチャーもしていただきました。長い円高の時代も終焉を迎え、インフレもあり、海外製品が製品が日毎に高くなっています。毛織物も例外ではありません。ただいい素材で仕立てる喜びを日本人は知っています。お値段が高くなってきてもこういった素材を求めるお客さんが減ることはないと考えています。こんな状況ですが少しでもいいオーダーメイドスーツの価格はリーズナブルに設定いたします。