ショックです。名古屋栄にある松坂屋北館地下のレストラン街「レシピ」にある名店がすべて閉鎖だそう。
そのなかに家族で楽しみに足繁く通う美味しい松本のお蕎麦屋さん「もとき」もレストラン街閉鎖にともなって2月末をもって閉店。グラスビールでノドを潤し、天ぷら、きのこや野沢菜、ひたし豆で立山の熱燗をいただいてからの白い吟醸蕎麦を母と愉しむのが当家のルーティーン。
このレストラン街「レシピ」は各店みんな繁盛していて松坂屋さんでの買い物のあと、ここでの食事を楽しみにしていた顧客も数多くいます。
お客さんのささやかな楽しみを無視して、名店「もとき」を撤退させるなんて松坂屋さんひどいわと外商の大口のお客さんも怒り心頭。名古屋市民がこよなく愛する松坂屋さん、赤字店ならともかく、売上も好調な繁盛店で昼は行列もできるあんな旨いお蕎麦屋さんをやめさせるなんてたーけだわ、(名古屋弁でおかしいですよねの意味)、と松本開智にある本店にはなかなか行けない名古屋人は悲しんでいます。
聞くところ、ここは松本のもときのご子息夫婦が名古屋に居を構え店を営む本気の家族的経営。スタッフや従業員さんもほとほと困っています。生活と文化を結ぶのが松坂屋さんの使命ですよね。手打ち蕎麦という信州の文化を名古屋人が楽しめる名店です。
もときさんは松坂屋本店の貴重なコンテンツ。当方も大丸松坂屋グループのささやかな株主ですが、松坂屋さんいきなり閉鎖などと言う血も涙もない経営判断を改め、松坂屋の別のエリアに移転なり、再考を希望してやみません。