以前は掛けていた店のBGMもいまは流していない。道を歩くときは街のサウンドスケープを感じながら歩くほうがいいのでほとんどイヤホンで聞くこともない。せいぜいクルマの中で聞くくらいだが音楽は人生を通してずっと愛しています。
きのうのお休みは少し空いた時間で話題の映画ボヘミアン・ラプソディをひとり見る。亡くなったフレディ・マーキュリーをめぐる物語だがひとつ思い出した。若い頃、クイーンが好きでレコードも聞いたし、初めて日本に来たライブは愛知県体育館で見た。(どうやらこれが彼らはじめてのワールド・ツアーの初日だったと友人セキドが言っていた。)フレディ・マーキュリーのソロアルバムが出たというので期待して聞いた。1986年くらいだろう。有名なBORN TO LOVE YOUが入っているMR.BAD GUYというアルバムだったがクイーンとは違い、なんだか歌謡曲のアルバムみたいですぐに飽きてしまった。そのあたりの事情が映画で描かれ、そしておなじようなことをフレディ自身も感じていたことにちょっとびっくりした。腕利きのスタジオミュージシャンとの録音より、いつもやっているクイーンのメンバーとのほうがやっぱりよかったようだ。「音は嘘つかない。」ってことかも。
最近買ったCD3枚

Piano & a Microphone 1983

わたしと同い年だが昨年亡くなったプリンスがピアノとボーカルだけの1983年の録音を残していてそれがCDでリリースされた。ジャジーでリラックスした演奏と、妙にリアルなプリンスのヴォーカルがちょっと哀しげなアルバム。あのパープルレインもシンプルな演奏でステキです。
In the Blue Light
ライブ活動中止を発表したポール・サイモンのセルフカヴァーアルバム、一筋縄ではいかないポール・サイモンの自作の曲の選択も面白い。ニューヨークの音をもういちどじっくり聞く初冬の日か。
LOOK NOW 
体調をくずしていたとのニュースが伝わり心配していたコステロの新譜はいつものインポスターズとの共演。今度のアルバムもいままで以上にいいです。ずっと愛聴できそう。
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配信じゃなくついついCD買ってしまうOLD GENERATIONです。