仕事が終わると午後7時半頃自宅にもどる。食事のときは晩酌にスコッチウイスキーのワードスタンダードな銘柄であるデュワーズのソーダ割りかリーズナブルな赤ワインを常温で二?三杯いただく。そしていい気分になったら自室のソファで本を読むか、ギターを鳴らすかで夕べが過ぎて行く。テレビは嫌いだから見ない。映画も映画館で見る事にしているが音楽関係のDVDに限っては自宅で楽しむ。そんな夕べの楽しみのために昨年末惜しまれて亡くなったジョーコッカー、マッドドックス&イングリッシュマンのライブとCSNの2012年のライブを買った。いまから40数年前の私の若い頃は音楽はレコードで聞くだけで動く画像を見る事はまずできなかった。唯一NHKがときどき放送した「ヤングミュージックショー」でライブを見るくらいだった。いまはいろいろDVDが出ていて、またCDを買うとボーナスでDVDがついている事すらある。世の中変わったもんだ。ジョーコッカーを初めてウッドストックの映画で見たときはギターを弾くまねしてくねくね踊りながら歌う極めて変な人として認識していたが、そのしわがれた歌声がソウルフルであり心に響く事が分ったのは大人になってから。こどものころはギターソロだけがカッコいいと思っていてなんにもわかっちゃいなかったということ。このDVDのライブには若い頃のレオンラッセルとリタクーリッジが出演しているらしい。ビートルズナンバーもかっこ良く歌っている。見るのが楽しみだ。