駅の前の教会がサンタマリアノベッラというのでその名前がついているが言ってみれば東大寺駅みたいなもの。サンタマリアノベッラといえば近年は香水や石けんとしても有名になったがもともとこの教会の付属薬局で世界最古の薬局と言われてる。そこは何度も言ったことがあが教会の中に入った覚えはない。昨日駅に着いてホテルに荷物を預かってもらってすぐにこの教会に行くことにした。教会の中には派手ではないがブルネレスキ、ヴァザーリ、マザッチョの作品をを見ることができた。外に出ると気温はミラノよりもさらに高く35度を超えて日の当たる場所は日差しが痛く歩くことができない。ほとんどの人がサングラスをしていてここでは間違いなく必需品。シュールレアリスムのジョルジョ・ディ・キリコの絵で誰もいない広場が有名だが夏のイタリアは広場のひなたはひとっこひとりいなくてまさにあの絵の通り。冬はフィレンツェはあまり混んでいなくていい感じだがさすがに超人気世界遺産のフィレンツェの夏は観光客で一杯。旗をもったガイドにしずしずと従うアメリカ人の姿が目につく。歴史的地区にあるマリックにいって裏地を仕入れそしてお目当てのメンズファションの祭典バッソ要塞で行われているピッティウオモに出かけた。
フィレンツェのシンボル糸杉が美しいサンタマリアノヴェッラ
ピッティウオモの入り口