前回にも書きましたチーフの材質について。イタリアに行きイタリア人と食事をするとよく服飾談義になります。日本では人の装いについてどうこういうのをはばかる空気がありますがイタリア人はそういう話が好きなんですね。イタリア洋服業界人はチーフはリネンがベストと言っていました。コットンが良いという人いました。チーフというのはもともともし横にいるご婦人がなにかこぼした場合スッとチーフを出してお助けするというために挿したという話もあります。それならリネンとかコットンという吸湿性の良いものがいいでしょう。でも東洋の日本はシルクの国でもあります。特に厚みのあるシルクを周りを手で縫ったもの(ハンドフォールド)が私は軽くシナヤカでポケットにもなじむので私は好きです。
左 当店販売シルク!00%ハンドフォールド、中、 京都塩谷製,麻100% 右、シャツ屋さんのノヴェルティでもらった麻100%、前掛けにするためボタン穴があるのがおもしろい。