気がつけばもう晩秋。
昨日水曜は定休日。妻は実家に用事で帰省したため、ゴルフにセントクリークゴルフクラブに。ここはメンバータイムがありひとりでふらりゴルフに出かけることもできる。ティーグラウンドに立つと紅葉の林に囲まれるフェアウェイの緑が美しく気持ちは萌える。ガツガツスコアを求めるわけではなく、晩秋の気配を味わう気持ちで淡々とゴルフをしたからかスコアも思いのほか良い。そんなときはホント不思議だが自分がゴルフをしている感じではなく、他のだれかさんがプレーしているのを眺めている気分にもなる。
美しい紅葉に囲まれた手入れの行き届いたセントクリークゴルフクラブ、通称セントのフェアウェイ。
コース内で見かけた紅葉
グリーンの真ん中にバンカーがある有名なホール サウス4番
ゴルフがすんで家に帰る。夕方になって冷え込んできて暖かいものが恋しくなりひさしぶりに名古屋名物味噌煮込みをいただく。しょっぱい味噌のつゆとサービスのお漬物で熱燗もすすむ。店をでて近所の名古屋ブルーノートに野宮真貴を見に行く。今夜は彼女がかって在籍していたピチカート・ファイヴのナンバーを歌うライブ。ピチカート・ファイヴの楽曲は「東京は夜の七時、はやくあなたに会いたい」、とか「タクシーを拾って遊びーに行こうよ、誰かを誘って遊びーに行こうよ」「トゥイギーみたいなポーズで、トゥイギーのミニスカートで。」とか、たわいのない歌詞だが彼女が日本語の発音も美しくはっきり歌うと魔法に掛かったように説得力のある言葉として伝わってくる。可愛い洋服を5度着替えるのだが、わたしとそう歳も変わらない彼女がステージの上では世界で一番キュートな女性に見えてくるからファッションとは不思議だ。
「トゥイギーみたいなポーズで、トゥイギーのミニスカートで。」はポリリズムの元祖かもしれない。もうみんな忘れてしまったかもしれないがトゥイギーとは1960年代に活躍したやせっぽちな英国のモデル。当時、森永製菓や東レなど多くの日本のCMに出演して一世を風靡した。