17年前に亡くなった父がまたその子供の頃、父の父つまりお祖父さんは元日に亡くなった。だから私の家では毎年元日には兄弟とその家族が集まり仏壇にお経を上げるのが恒例となっている。
以前は浄土真宗の正信偈を唱えていたがやはりすこし長いので近年は般若心経にして今年は三男が導師をつとめ家族みんなで唱えた。そしてその後、宴の始まり。次男は高級ワインと日本酒、三男はトラフクのてっさと白子とふぐちり、わたしは飛騨牛のロースビーフ。忘れては行けない、メインは埼玉深谷の妹がてづくりのおせちだ。妹のおせち料理も本当に上手になった。一流料亭とも変わらない味だと兄弟全員と味にうるさいおふくろで今年はほめた。三男は生粋の料理人であり、最近ふぐ料理に凝っているらしい。柳橋市場で身欠きのトラフグを買ってきて自慢の包丁でてっさを引いているがほんとうに超一流ふぐ専門店で食べているような味だった。毎年のことだが田中家家族が言いたいことを言い合い笑い合って元旦を過ごせることはほんとうに幸せだと思う。
宴たけなわでわたしはアコースティックギターとストラトを持ち出して高校時代には一緒にバンドを組んでいたこともある次男とセッション。 ビートルズを中心に弾いて歌って楽しんだ。嬉しかったことは弟にお兄ちゃんギター上手になったねえとほめてもらったこと。ぼくは人前ではほとんど弾かないけど、自宅で誰に聞かせるでもなくよく仕事がおわったあとギターを弾いている。その成果が出ているのかもしれない。
いもうとの店ホームメイドランチひまわりのおせち料理その1
いもうとの店ホームメイドランチひまわりののおせち料理その2
元日用のワイン
料理人のプロである弟がひいたてっさ。食べるのがもったいないくらい美しい。
いもうとの店ホームメイドランチひまわりののおせち料理その3
飛騨牛ローストビーフ。これを5皿分
焼きました。
ゴールデンスターロックンロールブラザース