今年の1月10日・11日イタリア、フィレンツェ、バッソ要塞で行われたメンズファッションの一大展示会、ピッティウォモにでかけてまいりました。イタリアを中心にヨーロッパ、アジア、アメリカからファッションメーカーのスタッフ、バイヤーなどが集まります。業界関係なので参加者はみなさんおしゃれで彼らの着こなしは今のメンズファッションの流れを表現もしているし、これから洋服がどうなっていくかの未来もそこから見えてきます。どうぞ着こなしの参考にしてみてください。会場内はジャケット&パンツスタイルが大変多くなっていますが写真のようなスーツ姿も目につきます。
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兄弟でしょうか、良く似たお二人です。ブラウンスーツとネイビージャケット、お約束のスエード靴を二人とも履いています。
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ロイヤルブルーにネクタイは濃紺ソリッドに一カ所だけ小紋の入ったネクタイを小さめに結んでホリゾンタルカラーのシャツ。いい男ならランチ姿もサマになります。
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こちらもランチ姿。ピッティウォモのときはとにかく仕事モード。
わたしもそうしていますがランチはがっちり食べず、パニーニひとつかじってがんばる方が多いようです。珍しいオリーブカラーのスーツに同系色無地のネクタイ。シャツは白のセミワイドカラー。
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ロイヤルブルー無地スーツにポケットチーフはふんわりパフドに入れて。サックス無地のワイドスプレッドシャツとソリッドタイ。パンツも細めで長さもハーフブレークに調整してレースアップのクラシックな革靴と60は軽く越えている方なのに完璧な装い。みていてすかっとしていて気持ちがいい。
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会場内でよくみかけたダブルブレスト、一番良く見かけたのはダブルブレストのジャケットですがこのかたはスーツ。とはいえハーフクッションにアジャストした細めのパンツにレースーアップの革靴。体格のいい方ですがジャケットもゆったり仕立てていません。やや短めのジャケット丈とダブルブレストスーツの今の姿。
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ハケットの総帥、ジェレミーハケット氏。サキソニーのミディアムグレー素材でアンコンで仕立てたスーツはアウトポケットになっています。パンツは写っていませんがハーフクッションと英国スタイルにしては短めです。ハケットは英国ブランドですが英国がちがちではなく軽やかなイタリア人の着こなしに近いかもしれません。
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ツヤのある表面感のブラウン素材でダブルブレストスーツを仕立てています。チェンジポケットの付いたカシミアのコートですが丈はやはり90cm前後と短めになっています。
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こちらはミディアムライトグレーのウーステッドで仕立てたダブルブレストスーツ。パンツはすそ幅18cm台でこの丈はノーブレイクともいえる短さ。ネクタイは締めずに白いタートルネックですが黒ぶちメガネで知性を表現しています。白のポケットチーフですから色の濃淡で全体をそろえるグラデーション系。
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脇ポケットにプリーツを入れたライトグレーのカジュアルなスーツ。ライトグレーは都会的な色ともいえますが同色の帽子とわざとゆるめたネクタイでカジュアル感を出しています。
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今年はクラシコイタリアブースの前にドーメルさんがブースを展開していました。ブースへの来客はやはりスーツ素材メーカーだけにスーツ姿が多かったようです。ひときわ目立っていたのはロイヤルブルーにウインドペンスーツの紳士。
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そのドーメル社ブース前で昨年11月当店に来訪いただいた、ドーメル社のリチャード氏と再会。