わたしの所属している紳士服地卸売関係の組合がことしは7月の初めに石川県で全国大会がある。名古屋組合がその幹事として運営することになったのでその下見で昨日はヨメと金沢にくるまで出かけた。名古屋を出たのは午前8時、東海北陸自動車道を通って行く事にした。この道は一度しもちゃんに乗せてもらって荘川までは行ったことがあったが富山まで抜けたのは初めてだった。岐阜からほとんどが山里の上のを橋梁を走って行くこの高速道路、長短合わせて54本トンネルがあり、地図で見ると日本列島のかなり太い部分を走って行く。54本トンネルを掘り、近づくのも困難な急峻な山に橋をかけるのにはどんな苦労があったのだろう、子供の頃映画「黒部の太陽」に心震わせた世代はついそんなことを考えると萌えてしまう。名古屋からひた走りまずまずひるがのサービスエリアで休憩。サービスエリアには修学旅行のの高校生と中国からの団体旅行で人がいっぱいだが、そこからだと初夏にもかかわらず頂きに雪の冠をかぶった山を見ることができる。そこからもうひと頑張り運転して日本海側を目指す。金沢に向かっていたが富山県を通っているうちに「氷見」の看板をみていまだ行った事の無いその地名の場所に行ってみたくなった。氷見に到着したのが11時半、海岸を眺めてから道の駅「ひみ番屋街」で軽く腹ごしらえしながら海産物を物色。トビウオやタコをクーラーボックスに買い込み目的地の金沢に向かった。金沢には2度行ったきりでそれも連れて行ってもらったので地理勘はまるで無い。金沢市内に入って迷ってしまったが金沢城や兼六園あたりにいくとなんとか分りだして来た。観光の下見なのでいろいろ回ったが兼六園プラス一カ所ということでひがし茶屋町で散策と目星をつけてみた。ここは犀川のほとり、卯辰山ながめるこの風流な場所がそぞろあるきにはいいだろうと予定に組み込む事にした。しかし金沢は京都に似ている。町を走っていると今出川のあたりかと錯覚してしまう。名古屋から金沢は遠くあまり縁のない場所だとおもっていたが家に午後7時前は到着して遠くないと感じた。これも高速道路網が出来て来て日本が狭くなったからだろう。公共工事がいろいろいわれているがこういう利便性が高まるのはありがたい。
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ひるがの高原SAからのながめ
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氷見にきたぞお。
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氷見の魚屋さん。まさにきときと。
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風流な金沢ひがし茶屋町
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神社仏閣好きにははずせない尾山神社。モダンな神門が個性的。
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尾山神社にもあった徽軫灯籠