昨日仕事が終わる頃友人のセキドから一杯飲むかと誘いがあって円頓寺北五條橋のたもとにたたずむ粋な構えの居酒屋五條に出かけた。ここは吉田類「居酒屋放浪記」でも紹介された店で一杯を楽しむものはすべて有り、邪魔なBGM、五月蝿いテレビなどお酒を楽しむ空気にとって余分なものは全くない愛すべき店。おかあさんが丁寧に仕込んだ焼き鳥を炭火で丁寧に焼いてカリッとしたころもの串カツと八丁味噌仕立てのドテ焼を食べさせてくれる。二列のカウンターで中央が調理スペース。おとうさんとおかあさんがてぎわよく客をさばく。おかあさんはドSと誤解されているが本当に心のキレイな女性だということは長い付き合いで分っている。そのおかあさん昨日は長年の立ち仕事からかヒザを痛め、辛そうだった。しばらく休んでほしいとも思ったがやっぱり五條の味を身体が求める夕べもある。だましだまし楽をしながらがんばってほしいものだ。
五條 愛知県名古屋市西区那古野1丁目37-2 営業時間午後５時から（たぶん午後９時半には閉店？）日曜休み
ここの湯豆腐の旨さは特筆すべきものだがそれも五月の連休まで。それからは冷や奴と枝豆。おかあさんのセレクトでここの枝豆はいつもぷっくり大きいのが嬉しい。
おとうさんの揚げる串カツはコロモさっくりで大好物。ぼくはウスターソースが好み、セキドはドテの味噌につけるのが好み。ウスターソースにはもちろん二度付け禁止であることはいうまでもない。
