今は紅葉の少し前。来年春夏ののヨーロッパ素材の買い付けの季節はつづきます。
先週ロロピアーナ日本法人のスタッフが来店し反ベースの発注しました。ロロピアーナの素材は当店のメインで多くのお客様も楽しみにお待ちいただいているものなので買い付けウイークの中でも最重要な一日となります。織物を織るには最低でも100日はかかるので、ヨーロッパのクリスマス休暇も考えるとこの時期に発注しないと2月からの春の季節には間に合いません。トランクいっぱいの素材の中から春と夏にオーダーを受ける素材を選びます。春つまり3シーズン向けのスーツのメインはやはりタスマニアン150`sが中心。タスマニアンの柔らかな着心地を求めるお客様が多いので何種類か選びました。
夏はジャケットスタイルを愛好するお客様が増える。だからジャケットスタイル、セットアップスタイルの素材を探す。これはファッション性の高いアイテムなので選ぶのも気を使う。そんなことで担当者と考えぬいて春夏のコレクションを決めました。
プロだから小さなサンプルから想像してえらびます。
タスマニアン150はブラック、濃紺、などのオーソドックスな色のほかにブラウンのシャークスキンという渋いコレクションも選んでみました。
来年はロロ・ピアーナ傘下のソルビアティのコットンシアサッカーのブルーを選びました。これはいいサマージャケットになります。
強撚糸でナチュラルストレッチのスーパー110グレードのジランダー。グレーに紺のウィンドペンはセットアップスタイルに。
紺ジャケっとにはスーパー130ウールのホップサック