名古屋の錦・栄地区で生まれそして57年住んで、ここで仕事もしている。この街のランドマークは久屋大通の真ん中に立つ身長180mのテレビ塔。1954年に完成したのでぼくより4つお兄さんということになる。当時は下が芝生の原っぱだったので子供の頃からよくこの原っぱに遊びに行った。そんな50年前ははテレビ塔と呼ぶこともできずに幼児言葉でビトウといっていた。中学生の頃はテレビ塔を階段でのぼるのが好きでよく友人といっしょに上までは階段を駆け上がった。年のはじめにはここから何度か初日の出を拝んだことも。近年、地デジ化で電波塔としての役目を終え、名古屋のレガシィとなったのがちょっと寂しい気もしていた。今日見るとLEDで飾り付けられて美しく輝いている。まるで巨大なクリスマスキャンドルのようで久しぶりに元気なテレビ塔をみると街も喜んでいる気がした。あわただしい季節だがあらためて夜空に輝くテレビ塔を眺めてみていかが?

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LEDで輝くテレビ塔
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オアシス21とテレビ塔。オアシス21という名前は近所に住む奥さんイトウさんの案がネーミングコンテストで選ばられた。