今日からイタリアフィレンツェ、ピッティウオモに出張。スーツにネクタイを締めて家を出る。成田空港に着いたらスーツにネクタイ姿の人は連休のためか誰もいない。だがヨーロッパの旅はネクタイ姿がドレスコードだと考えている。店に入っても、レストランに行っても、美術館に行ってもこの姿ならプライオリティーがあると考えても良く決して軽くは扱われない。釣りに行くようなポケットのたくさんついたジャケットを着て野球帽をかぶったようなオトコを初対面で誰が信用するだろうか?ナポリの小さなトラットリアでこんな経験がある。コートを着てメシを食っていたらなんかアウェイ感だったがコートを脱いでスーツ姿になったら親しく隣のイタリア人銀行家が話しかけてきた。だからスーツ姿は国際パスポートとも言える。
ロストバゲッジが嫌だからなるべく荷物は少なめにして、機内預けがいいと思う。ずっと使ってきたバッグがかなり古くなったからキャリーバッグを新調した。サムソナイトのアウトレット行ったら機内預けにしては最大級のムラサキ色のキャリーバッグが半額で売り出されていた。変な色だがこういうのはじつは誰かのと間違えられる心配がない。値段も気にいりこれに決めた。今後の旅の友となるはず。タグはパルコ裏のフライングタイガーでチョット変わったのを買って付けた。これならさらに間違えられない。
成田空港のラウンジでフライトを待っていたら、見た顔の人が働いている。ヒョッっとしてと勇気を出して話しかけたら大学の後輩のハヤシザキくんだった。後輩頑張っているんだなあ。