昨年7月服地組合の旅行で立山室堂にでかけた歳とても素晴らしい景色に感銘を受け、来年は妻をつれてもう一度室堂に来て、立山に登りたいとこころに誓った。登山靴、登山時計、リュックとストックなど昨年からちょっとずつ準備をしていた。この7月になってチャンスを伺っていたが梅雨明け宣言がでて、二日前ネットで宿を予約しこの20日に決行することにした。

名古屋を朝5時に出発し、東海北陸自動車道をひた走り8時40分に立山駅に到着。名古屋を出るときは雲ひとつない快晴だったがここはすっかり曇り空、シュンとしていたが頂上の現在を映すライブカメラは下界が嘘のような快晴。お客さんラッキーですねというチケット売り場の女性の声に勇気づけられる。

ケーブルカーとバスをへて室堂には9時50分に着く。室堂ステーションからまず一ノ越へ。一ノ越までは登山と行っても道が整備されているので一部雪渓はあるが一時間程度の軽い上り道の散歩のようなもの。そこから岩のガレキで覆われてそそりたっている雄山をめざす。富山の小学生の5年生の遠足が雄山登山と言われているのでいかにも簡単そうだが、時間としては一時間程度とはいえ岩のガレキの中の道無き道を選んで登るのはそう楽じゃない。身体の細い妻は高いところが苦手だというし体力も心配だ。ただ道具は道具、好日山荘で夫婦で買ったイタリア製スカルパ社の登山靴が威力を発揮して岩山も登って行くことができる。太ももには着実に乳酸が貯まるがゴルファーなので歩くことにはなれている。亀の如くゆっくり歩を進め雷鳥にも見守られながらなんとか登頂できた。

立山雄山頂上からは雪渓、谷を超えて遠くに槍ヶ岳が見える。去年の秋行った黒部湖もかいま見え感激する。隣の山までの尾根道も見える。まさにグレートトラバース!頂上には立山神社があり500円払って入場する。その頂上に行くと、夏の何ヶ月か頂上の小屋に住んでいるという禰宜さんの軽妙な解説が楽しくテンションが上がる。祓いのあとお神酒をいただいたそのほんの一滴の酒の旨さが肉体全体に染み渡り、心配していた岩場の下り道への恐怖も薄れる。岩の間を縫いながらの下り道でヒザが痛くなったり、足がつったりしたが無事に降りることができた。

山登りを趣味とする方から見ればほんの初心者コースかもしれないがわたしの人生のなかで間違いなくビッグアドベンチャーでした。立山を降りてきて富山、総曲輪の居酒屋さん「ほそかわ」さんで飲んだ日本酒「立山」の旨かった事ったら。 
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快晴の名古屋を朝五時にでて東海北陸自動車道を北にひた走る。
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立山駅からケーブルカーで美女平に着いた時は曇りで景色は何一つ見えません。
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でも室堂は雲ひとつない快晴で左に見える立山、雄山登頂に向けて歩を進める。
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一の越まででも雪渓などあったり。 
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一ノ越に着きました。
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ここからは谷の向こうに槍ヶ岳、下には黒部湖も見える。
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一ノ越から雄山頂上を望む。さあ頑張るぞ。
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はいつくばる亀の如く登る。
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下を見れば室堂のパノラマ。みくりが池が見える。
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サンダーバード
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やっと登頂。
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頂上からは氷河で削られたU字谷の雪渓が見える。
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黒部湖もくっきり見える。
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立山神社の禰宜さんは楽しい方。
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ふたりで登ることが出来ました。立山の神様に感謝。
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室堂におりたら雲がかかってきました。みくりが池。
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富山市総曲輪のほそかわさんで。白えび昆布〆
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〆鯖 ほそかわさんで。