大気に春の気配が満ち、こころなしかサクラの花のつぼみもこころなしか膨らんで来週には咲き始める。
ドレスシャツはヨーロッパではインナーのカテゴリー。だからドレスシャツは素肌に着る。私自身もシャツのラインが透けて見えると野暮ったいのでずっとそうしている。とはいえ冷え込む冬の間はユニクロさんのヒートテックは必須だとおっしゃる方も多いだろう。ならば夕方はまだ寒いが昼間は暖かいこの季節から素肌にシャツに挑戦してみるのはどうだろう。コットン100%の味わいが肌に直接伝わる気持ちよさを感じるはず。また寒くなればインナーをお召しになればいいのだから。

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ロンドンストライプ、サックス無地、オフオワイトの3種がスーツを引き立たせるシャツと言われています。

素肌にシャツは着痩せ効果も
スーツの採寸、サイジングに際して多くのお客さまがタイト気味を希望される。スマートなスーツは着痩せ効果があることをご存知だからだろう。もしそんな効果を期待されているのなら素肌にシャツを着るのに挑戦してみればどうだろう。インナーの胴回り部分を丸め、その回りをメジャーで計測すると10cmは有る。インナー無しで素肌に着るだけでこれだけのダイエットが出来たことになる。こころなしかスタイルがスッキリしたのが分かるかもしれない。

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ヒートテックのインナーの胴回り部分の回りを測ったらやはり10cmはある。これを脱ぐとこの分やせたことになります。

アイビーのなごりと別れてみる。
私と同年代、VAN,KENTなどアイビーファッションの洗礼を受けた方が多い。その時代ボタンダウンの一番上を開け、胸からBVDシャツのクルーネックを見せるのがオシャレだった。いまでもそのスタイルをトラディショナルだと頑なに守り、クルーネックのシャツをドレスシャツの下に着ている方をよく見かける。でもそれはあくまでも1960年代のアメリカ合衆国の大学生スタイル。 あれから長い年月が経過したのだからアイビーを一度離れ、素肌にシャツを着てみるのもいいかも。