年内の納品完了につきまして。
お客さまから多くのオーダーをいただきましてオーダースーツ、オーダージャケットの2017年の年内納品が完了いたしました。2018年の納品は1月10日からピッティイマジネウォモ出張がありますので1月18日(金)からとなります。
オーダーパンツ、オーダージレにつきましてはまだ年内納品可能です。
オーダーシャツは約20日間ですので年内納品は十分可能です。
丁寧に仕立てたいから。納期はかかります。
オーダーサロンタナカは38年間ずっと毛芯縫製でオーダーメイドスーツを作ってきました。それもずっとひとつの縫製工場で。最近私どもの縫製を担当する縫製工場の評価が高まり仕事が増え納期が長くなってきました。そして毛芯仕立ては難しく工程も多く手間がかかります。接着芯仕立てを主体とする工場やキャパシティの大きい工場をつかったり、中国の縫製工場で仕立てたりすると納期が短縮できるのはわかっていますが、やっぱり本バス毛芯を使ったオーダースーツは立体感が美しい。仕上がりの見た目が全然違います。多少お待ちいただいても、信頼する工場で作ったそういう良いスーツを納品するのが私どもの仕事だと考えます。 スーツを丁寧に仕立てたいから、すこしだけおまちくださいませ。
我々の縫製工場は日本最高のモデリスト柴山登光先生が作成した型紙をCADに入力します。そのCADもオーダーメイドの技術をそのままシュミレーションした米ガーバー社のシステム。まさに熟練の腕利きテーラーが頭の中で考えた線がモニター上に表現されカッティングマシンで服地をカットします。ただチェックの素材は柄合わせがずれてもいけないのでまず紙をカットしてそれを服地の上に起き、チェックの柄を丁寧に合わせて人の手で裁断いたします。工場縫製とはいえ手作りで丁寧につくられているのです。
CADでカットした紙にそって丁寧に手で裁断
柄合わせをするためチェック柄の素材は無地よりも服地が多く必要となります。