成田からローマフィウミチーノ空港に着き、長いパスポートコントロールの列に並びやっとのことで空港を出てタクシーに乗りローマテルミニ駅近くのホテルに着いたのが20:30

近くの観光客ばかりのイタ飯屋でなく地元民のいく店を探そうとテベレ川向こうの庶民派地区トラステヴェレに向かう。あらかじめ目星をつけたトラットリアはあいにく見つからず、代わりに窓の外から客の多そうな店を見つけ飛び込む。すると店の中はライブの真っ最中。よく見れば料理を運ぶ店員全員がマイクを持ち陽気な歌をユニゾンで歌う。イタリアでは有名な歌なのかほぼ地元民の客の多くは一緒に歌う。こちとら歌は知らないし着いたばかりで乗りも悪く、作り笑いやうつろな手拍子でとりつくろう。時折歌詞のなかでジャッポーネ2人とか言っているので盛り上がりを求めているのもわかるのもプレッシャー。アウェイ感100%まっただなか。

出てきた料理はミニトマトを刻んでパンにたっぷり乗せたブルスケッタとローマならではの太麺パスタ2種。隣町カステルロマーノ産のフレッシュな赤ワインを飲むにつれ異邦人から肩のこわばりも消えて行った。お値段2人でワイン一本飲んだのに38ユーロの安さ。アウェイ感も旅の醍醐味。




シンプルだけど美味いブルスケッタ




店内の様子




ローマ典型パスタ2種




トラステヴェレで地元民だけの店