2日目はすがすがしい朝。ホテルのドレスコード有りのグランドサロンでいただくマドリード風朝食の美味いことったら。イベリコ豚のハムと地元で人気のチュロスとチョコラータがいいな。



チュロスとチョコラータ

ヘティーロ公園

この日は爽やかな雨上がりの空気を味わいながらヘティーロ公園沿いに歩く。少し下り坂だからか30分以上歩いても疲れない。2004テロの悲劇があったアトーチャ駅近くのソフィア王妃センターで現代美術を見ながらピカソ「ゲルニカ」を鑑賞。「ゲルニカ」が白黒で描かれているって初めて知りました。

それからティエッセン・ボルネミッサ美術館でカラヴァッジォを見る。無数と言える美術館の西洋絵画の中でカラヴァッジォの一枚はひときわ輝いて見えるのは巡礼者のひいき目とも思えない。




ティエッセンボルネミッサのカラヴァッジォ

その後この日もまたプラド美術館に行き巨匠の絵をもう一度目に焼き付けて、ガイドブックを購入。結局3つの美術館をハシゴした。残念ながら4ヶ所めの王宮は行事で閉まっていたが王宮からの散歩の途中でサンミゲル市場を発見。




サンミゲル市場

ここは市場といってもいろいろな食材のブースが集まり中央に飲むスペースがある言わば屋台村。似てるといえば高知ひろめ市場。観光客向きではあるが地元の若い人も多い。軽くオロロソのシェリーをタパスつまんで一杯。夕食に再訪を決める。




庶民派のプエルトデルソル、高級ブランド街

セラーノの街歩きで腹をすかせ二度目のサンミゲル市場での夕食はグラスなみなみに注いだカヴァではじめる。バーの周りにある小さなブースのお店はそれぞれ自慢のタパス、ハム、チーズ、肉、魚にデザートを安い値段で売る。それを買ってツマミにする。何を食べたかというと

シラスを乗せたピンチョス、ウニ、カニ、ホタテのグラタン、アホのソパ(にんにくスープ)、ガスパチョ、豚の血のチョリソ、イカスミのパエリア、ソーセージのパエリア。しめにカスタードのパイ。あわせてリオハ赤、ヘレス(シェリー)、サングリア。酒呑みはキリがない。




シラスのピンチョス




ウニ、カニ、ホタテのグラタン



血のソーセージ
 

隣でスコットランドから来た夫婦と意気投合。服の話や酒の話、団体旅行茶化したり、言葉の壁は軽く乗り越えまるで親友のように語り、最後はハグで別れた。旅の神様は、異邦人同士の楽しい夜をプレゼントしてくれた。




スコットランドの素敵なカップル




ほろ酔い気分で




夜のサンミゲル




見てると飲みたくなる電飾