4年前たまたま立山、室堂に観光旅行をしたときその素晴らしさに魅せられて以来、夏に立山登山をしています。ことしはたまたま帰省中の娘も同行。早朝4時半、ウェブサイト「天気と暮らす」で登山に適している「A」になったのを確認して、立山ケーブルカー立山駅に向けてクルマで出発。午前8時のロープーウエイ&バスに乗り継ぎ9時に室堂から立山頂上雄山目指して歩を進めました。昨年はほとんど登る人がない雪道を一ノ越まで歩きましたがことしは少し雪渓が残る程度、外界は40度近い中、摂氏20度前後で快適に歩けました。娘ははじめての登山で一の越までで相当バテたようです。我々夫婦も最初に登ったときはバテバテだったのですが3回目ともなるとペース配分もバッチリでこんな登山って楽だったのという印象。富山県の小学生のいわば通過儀礼でもある立山登山がこの日もあり小学生が多く登る中だったので雄山までの岩の道はゆっくりしたペースがよかったのでしょう。しかし小学生を連れた先生は本当に気の毒。99%は元気に登っていきますが、疲れて岩場で伏している子を心配そうにお守りしている姿を見ました。小学生の団体のお世話というのは本当に大変です。
我々は元気なので雄山に登頂後、まだ行けそうな気がしてあこがれだった立山縦走を試みました。雄山までたくさんいた登山者も大汝山の登山道には数人いる程度。横は断崖で不安な気持ちにもなりますが岩を登ったりして立山連峰最高峰3015mの大汝山を目指すこと30分、ついに登頂。はじめての登山だった娘が案外元気で助かりました。大汝山頂上でお会いした広島からのご夫婦とお話したり、黒部第四ダムの勇姿を上から望んだり。室堂から一ノ越、雄山、大汝山は立山縦走のほんの一部でしかないかもしれないが、登山の楽しみもわかり始めたような気分。
登ったは良いが下山で怪我をしてもいけないので慎重に、もと来た道を降りてきて立山駅に着いたのは午後5時近く。登山疲れでまるで他人のように動きが鈍かったのですがゆっくりその日、富山市内の宿で身体を癒やしました。
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室堂から一ノ越を目指す。
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外界では猛暑、私は雪渓
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一ノ越の山小屋に荷物を運搬するヘリ
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一ノ越までバテていた娘も、若さのおかげで雄山に挑戦。
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室堂の全景に勇気づけられる。
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雄山登頂しました。
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ここから田中家の挑戦。大汝山へ
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尾根道を歩く
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途中で見かけた可愛い花
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眼下に黒四ダムのアーチが見える。感激!
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大汝山登頂。