父とともに始めた元旦の伊勢参拝は今年で28年目。スーツとネクタイ姿で午前二時半に家を出て外宮、内宮を巡り午前九時には名古屋に戻りました。神宮へは御利益目当てではないといつも肝に銘じています。自分一人のちっぽけな願いより日本で暮らすことへの感謝の気持ちを込めて玉砂利の道を歩く。日本の国民、ひいては世界の人たちが幸せであるよう祈ります。そして今年もこの清々しい神域に来ることが出来たことへの感謝をします。神宮はミクロコスモス。川があり、山があり、風があり、家があり、そして漆黒の空には星と月が輝いています。この大自然に活かされていることをこの場所でいつも実感します。今年もそうやって活かされている人類のひとりとして、微力ながら前を向いて歩をすすめていきたいと思っています。

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神宮の空には月星が輝く。

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わたしの一番格式高きスーツはタスマニアン150ブラック。
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元旦は厳かに神事が執り行われる。
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外宮内宮と参拝した頃には空が明るくなる。