この機にスキルアップ(2020/5/2)

長い休みも半ばあたりにさしかかったがやはりどうしても多動的な行動パタンになってしまう。とはいえあくまで原則ステイホーム。先月は店のMacの前にずっと座ってウェブ制作に没頭した。ウェブの基本言語であるHTMLから頭を入れ替え、現在ウェブ標準である「WordPress」に挑戦した一ヶ月。最初は五里霧中だったがだんだんできるようになった。ウェブをちょっとかじったものにとってはブラックボックス的なWordPressにはまだまだ不安はあるが、ウェブ上にはやり方が教えてくれるサイトがかならずあることを学んだ。やっていてわからなくなって作ってきたものがめちゃめちゃになる恐怖心さえ克服すれば前にすすめる。そうやってこんな時期にもだんだんスキルを上げていきたい。スキルを身につけるのは嫌いじゃないし楽しい。かつてイタリア語がすこしできるようになったときもそう感じた。コロナが終わったらきっと役に立つはず。

昨日YOUTUBEでサカナのおろし方の映像を見つけた。いままで自分でおろすことはできなくてお店でおろしたものを買っていた。友人シモちゃんのご子息はどんなサカナでもさばけるそうで羨ましく思い、いつかはおろし方を勉強したかった。そこで早朝一番まだ客の少ない日比野市場にでかけ、なじみの魚弘さんで比較的さばくのが簡単だと言われる新鮮なアジとスルメイカを買った。スルメイカにまず挑戦。これは基本エンペラをめくり、ワタを引っこ抜くから難しくない。まあまあの出来栄えである。しかしサカナというものはやってみるとわかるがアラ(使わない部分)がたくさんでるものだ。こういうこともやったからわかる。

魚弘さんにはいつもいい魚がある。

夕食前、いよいよアジに挑戦。めざすはタタキである。1.頭を落とし 2.三枚下ろしにして 3.皮を引く。4.小骨を抜いて、これを刻めば完成。わたしは左利きなので包丁の扱いがちょっとむずかしいがなんとか刃の向きを考えクリア。こんどは左利き用の包丁があれば買おう。三匹やったが最後の一匹の皮引きでちょっと苦労。皮の取っ掛かりを見つけ一気に引く力加減がまだわからない。でもなんとか三枚下ろしができた。ここまででかなりパワーを使ったので最後の骨抜きだけは妻に手伝ってもらった。三枚に下ろしたアジを刻み、刻んだネギ、ミョウガ、生姜、大葉をちらしてあじのたたきの完成。直前にさばいたアジは臭みがまったくなく、爽やかな夏の味わいでした。おおげさにスキルとは言えないがまず第一歩からである。

あじのタタキの完成
いかそうめん