コロナ禍でもゴルフ場は三密にはあたらないとのこと。たしかに緑の原っぱで郊外のいい空気を吸いながら遊ぶのは健康に悪いイメージはないでしょう。おかげさまで若い頃からゴルフに親しんでいたので60歳を越えた今でも楽しんでいます。

ゴルフ場には、たとえば入場の際にはジャケットを着る、プレーの際にはシャツの裾をパンツに入れるなどドレスコード(服装の決まり)があります。最近ゴルフブームでゴルフを始めた若い人たちは窮屈に感じるかもしれませんが、ドレスコードはゴルフ場らしい凛とした雰囲気をプレーヤー側も保ち、盛り立てるためにあるのでしょう。マスターズ、全米オープンなどメジャー競技が3つあるアメリカを主戦場として戦っているトーナメントプロでドレスコードを逸脱している人は皆無です。

とは言え、ゴルフ場を見回すと、シャツの裾を外に出している人などドレスコードを守っていないプレーヤーを見かけることがあります。残念な気持ちになりますが、今はその人達にめんとむかって注意する気持ちは抑えています。せっかくお金とヒマを使って遊びに来たのに、見知らぬおじさんに上から目線でめんどくさい文句を言われたら気分も悪くなり楽しい一日も過ごせなくなってしまうこともあります。そのあたりは同じゴルフプレーヤーとして配慮して、ちょっとアンガーコントロール(怒りの感情の抑制)ですね。2日前、同級生とネットで議論していて主義主張の違いから熱くなってしまいました。晩酌の後だったので気持ちの抑えが弱くなっていたのでしょう。ココロの健康のためアンガーコントロールをちゃんとしなくちゃと反省しています。ゴルフ場内の立ち居振る舞いも、ゴルフのプレーもアンガーコントロールが大事だと肝に銘じています。

それでは人に注意もせずにドレスコードを守るためにどうしたら良いか?わたし自身がドレスコードをリスペクトして、クラブハウスに入場するスタイル、プレーするスタイルに気を配ることが小さいことですが大事なのかなと考えています。ゴルフ場のクラブハウスに入場し、季節に合わせたジャケットを着て、受付のお嬢さんに挨拶するのも楽しい休日のはじまりとしてはとってもいい感じです。そんなところに出くわして、もしあの人素敵だな、あんなゴルファーになりたいなと思ってくれる人が少しずつでもいるかも知れない。それがドレスコードを守るひとが増える一助になるといいなと思っています。

ロロ・ピアーナウールリネンシルクのジャケットとリネンデニムのパンツを着て。
今日は木曽駒カントリークラブの難関4番ホールでバーディがとれました。
木曽といえば蕎麦。プレーのあとのくるまやさん本店のざるがことのほか美味しく。