カジュアルなジャケット素材としてジャージーが注目されるようになってきました。
織物ではなく、ニット、編み物であるジャージーを取り扱うのは実のところ躊躇しましたが、縫製工場が研究を重ね、安定した縫製ができるようになり、この秋から取り組むこととなりました。
ジャージー素材については、エルメネジルド・ゼニア社がジャージー素材のイタリア国内トップメーカー「ドンディ社」を手中に収めたため、トップメーカーといえるでしょう。ここの素材をまずこの秋冬から取り扱うこととなりました。
カジュアルなジャケットをご所望のお客様にこのゼニアのをおすすめしました。お客様のご許可をいただき画像を撮影しました。毛芯縫製でも一番軽い軽量毛芯をつかったambai仕立てで仕立ててみました。当店はクラシックなスーツを得意とするテーラーですから、ジャージー素材でほんとうに大丈夫か心配しましたがしましたが縫製工場は美しく縫い上げてきてくれました。ちょっとクラシックテイストのカジュアルなジャージージャケットはいかがでしょう?


ご覧のように通常の毛織物と遜色のない出来栄えです。
使っている素材はこれ。コットン64%ウール36%。化学繊維を使っていないのがイタリアメーカーの矜持です。ジャケットオーダー価格で74,800円(税込)となります。現在3色在庫がございます。


