金曜夜のエルメネジルド・ゼニア社の宴に出るため、昨年エルメネジルド・ゼニア「ループ」で仕立てたダブルブレストを着ていました。その夜は東京に泊まり、土曜の朝一番で名古屋に帰り、開店に間に合いまた。それから仕事終わりまで着続けましたので、お客様につねづね言っている毎日服は替えてくださいというルールを自分で破ってしまいました。反省。

土曜日の夜スーツを脱いだらすぐハンガーに掛けブラッシングし、パンツはタンスの引き出しに挟んでおきました。それから約36時間後、パンツの状態を見たらほとんどシワは取れかけていて、いい感じにもどりつつありました。

やはりいいウール素材で仕立てたはシワの戻りがいいんだなとあらためて実感いたしました。ウールのスーツは原則プレスやアイロンはせず、パンツは吊るすだけ、上着はハンガーにかけるだけでオッケーです。ウールのチカラを最大限に活かすためクリーニングはなるべくしないのがいいでしょう。

ちなみにエルメネジルド・ゼニア「ループ」はエルメネジルド・ゼニアの織物工場内の余剰ウールを集めて作られている「サスティナブル素材」です。

膝のウラのシワがやや残っているものの、ほとんどシワはないのが驚き。
上着も肩の上部にシワが残っているもののほとんどシワがとれかけていました。

春爛漫の街

3月下旬の今、我々の暮らす街はもう春爛漫です。

桜通の桜「ジンダイアケボノ」
桜通のベニコブシ