高校卒業の頃は我が人生で闇の時代。何になりたいというヴィジョンゼロ、どんな将来になるか全く展望のない頃でした。

そんな時、たまたま身を寄せていたのがセンチメンタルシティロマンスの事務所。その代表をしていた竹内正美さんはかっこいい人で、大きいソニーのデンスケ(プロ用カセット録音機器)を肩にかけ、ストリートや公園で音楽を聴いていました。

いいなと憧れていたらソニーからウォークマンと言うデバイスが発売されましたのが1979年の事。当時栄に存在した丸栄デパートで33000円で購入したのを覚えています。大学時代ずっとそれで音楽を聴いていました。

その後MDやiPodなど音楽を聴くデバイスは様々なものが発売されました。今ではそういうデバイスを使わずに、スマホで音楽を聴くのが主流。音楽はレコード、カセット、CDからいまでは配信です。先日ウェブでウォークマンのコマーシャルを見つけ、名古屋栄のソニーショップで衝動買いをしてしまいました。

最初は慣れないOS、アンドロイドの使い方がわからず苦労しましたが、聞いてみると、謳い文句の通りでスマホの音楽とは全く音質の違う素晴らしい音にハマっています。こういうのを今の人は沼音っていうそうです。

昨年ニューヨークに行く際に軽くてノイズキャンセル機能が付いているソニーのヘッドホンを買いました。それがバッテリーの持ちも良く音質も良いため結構気に入っています。同じソニーと言う親和性の良さで使い勝手そして音質はほんとに文句のつけようがありません。

若い頃は一旦アルバムを買ったらそれこそLPレコードの溝が減るまでとことん聞き込みました。しかし今はもったいないことに、買ったはいいけど聞かないCDもあったりします。そんなアルバムをウォークマンに入れてあらためて聞いています。新しい発見もあって、楽しい音楽生活がまた始まりました。

ソニーを結構使っています。聞いているのはニール・ヤング Come a time