今年も昨年に引き続きイタリアトスカーナ地方フィレンツェで開催される夏のピッティイマジネウオモに6/17発で行くこととなった。冬は妻と行くのだが夏のピッティはまだ夏物ビジネスが続いている時期でもありひとりで出かける。買い付けの仕事は一部で主な出張の目的は来期のメンズのクラシックスタイルの傾向を見てくることにある。毎年ピッティに通っているが長い時間飛行機に乗りやっとのことでフィレンツェに着き会場でひととおり眺めるとことしは前年と去年と変わっていないなあと感じる事がある。そうは思うがクラシックスタイルはまるで地層が長い時間を経てだんだん変化して海が山になるように変わらないようだが年月を経ると必ず変わっていく。その変化をトスカーナの地で定点観測するのが洋服屋としての私の使命だと思っている。
5月連休過ぎに行くことを思い立ち、ネットで航空券を予約する。日程は月曜日の朝に名古屋を出て金曜日朝には帰る。イタリアには３日しか滞在しない旅程でほぼ弾丸だとも言える。昨年はジェットストリーム、夜間飛行のあこがれもあり羽田からの深夜便を使ったが今年は到着時間の短さを考え中部国際空港からのフィンエアーのエコノミーでヘルシンキ経由ミラノに決めた。ミラノは市内から近いリナーテ空港ではなく市内から一時間かかるマルペンサ。フィレンツェもミラノもネットで駅に近く便利なホテルを選ぶ。ピッティイマジネウオモのエントリーフィーもネットで先に買っておいた。ミラノからフィレンツェの電車はフェラーリのルカモンテゼーモロの会社が運行しているイタロにしようとも思ったが駅が泊まっている場所からすこし離れたガリバルディ駅発なのでいつもの特急フレッチャロッサにしたがちょっと贅沢してビジネスクラスをこれもネットで予約した。
持って行くカメラも写真の写りはパナソニックLUMIXGX1のほうがいいが携帯性を考え小さめのキャノンのS110を手に入れた。 旅に持って行く鞄や靴、旅の服などもたった三泊五日の旅だがいろいろ思案している。それも旅の楽しみにはまちがいない。
フィンエアー、トレニタリア、ホテル、ピッティウオモの予約を済ませ旅じたくがほとんど整った。
