昨日ブログを書いているうちにお客様が何組も来店されて見直さないうちにブログをアップしてしまい朝読み直したら誤字や文章構造の間違いなどそれこそめちゃくちゃだった。やはり推敲というのは大事、今後は気をつけよう。

私がこの仕事を始めたのは32年前になる。
父が服地をテーラーに売る服地卸商という仕事をたたんだのが初夏の7月で、真夏に東大阪の石切被服団地にあった縫製工場で研修をして9月からテーラーとして第一歩を踏み出した。東京根津の伊丹裁断教室で裁断を習って来たとはいえ今から考えると洋服屋としてぼくは全くなにも分っていなかった。そんな僕に服を仕立てる事を任してくれたお客様がいたからこそいまの僕がある。そんなころから服をぼくに任せてくれていたお客様のご夫婦が昨日ご来店いただいた。ご迷惑が掛かるといけないのでこのブログにはお名前はかかないが本当に感謝の気持ちでいっぱいになる。30年以上つきあっているのでお互いの家族の事もよく分っていてオーダーされること以外にも話題は尽きない。たまたま出会った我が娘が背が高くなってびっくりされていた。また今年はお嬢様もご結婚されるとのこと、おめでたいことを聞きそれもうれしかった。 人生を通して顧客とおつきあいができる洋服屋という仕事はなかなか良い仕事だとあらためて思う。服を売る事は福を売る事にもなればいいなあと考えている。

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文中のお客様とは別のお客様から頂いたカルビーかっぱえびせんの高級版「匠海」本文とは関係はない。
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斜めのラインはかっぱえびせんのオリジナルを継承。