本日より10月13日(火)までお待ちかねのオーダーシャツフェアを開催いたします。当店で最も人気のある、表面に毛焼きを施したなめらかな100番双糸(シルバーライン)と120番双糸(ゴールドライン)を使ったカリビアンコットンを表示価格から3000円オフ。カンクリーニ、トーマスメイソン、リバティなどインポート素材すべて表示価格の3000円オフでオーダーいただけます。
今回新しく入ったシャツ素材の解説はこちら

あなたを引き立たせるステキな柄を揃えました。

オーダーサロンタナカのオーダーシャツの特色

1.天然素材のみ扱っています。

コットンもしくはリネンなど天然素材をつかったオーダーシャツを取り扱っています。また天然素材のシャツにふさわしい高瀬貝のシェルボタンを標準装備しています。ご要望が無いわけではないですがポリエステル混のシャツの取り扱いはしておりません。

2.ゲージサンプルによるサイジングをほどこします。

一般的にシャツの採寸はメジャーだけで測る場合が多いようですが、当店ではシャツも実際完成したシャツ「ゲージシャツ=計測用シャツ」を用意し、着心地とサイズ感を確認した上、サイズを設定しています。また一度、寸法をいただいたお客様のデータは保存し次は電話、メールでも同じサイズスペックのシャツがご用意できます。

3.スーツ、ジャケットが引き立つクラシック(正統)なシャツをおすすめします。

お店によっては色ボタンのシャツや、ステッチの色をブルーやピンクにしたシャツ、カラーだけチェックなどにしたシャツなどを「おしゃれだ」とすすめる場合もあるようです。しかし洋服の今を表現すると言われるPITTI IMAGINE UOMOの会場内ではそういったシャツを着る人は10年以上ほとんど見なくなりました。また大手ロードサイドショップのバーゲン棚にはそんな色ボタンのシャツや、ステッチの色をブルーやピンクにしたシャツがあふれています。当店はぱっと見、目立つより、上質感があり、バランス良くスーツ、ジャケットを引き立たたせるシャツをおすすめしています。

シャツの着こなしをワンポイントご教授いたします。

カラーの先がスーツのラペルの下に隠れるのがひとつのポイントです。

1995年頃あたり、デザイナーズブランドによるいわゆる「ソフトスーツ」が終焉を迎えた頃からクラシコ・イタリアなどヨーロッパのクラシックなスーツの研究が進んできました。クラシック=正統な洋服、そしてその着こなしとはなにかを洋服の源流であるヨーロッパから学ぼうという流れです。クラシコ・イタリア提唱者のひとり故落合正勝氏は、ヨーロッパではスーツを着た時、カラーの先はラペルの下に収まって見えないことを見出しました。これは実はとても大事なことですがかんたんにこのようになります。日本で百貨店などでレギュラーカラーと言われるものを選ぶとスーツを前から見るとシャツのカラーの先が見えてしまいます。ヨーロッパでは日本で「ワイドスプレッド」と言われるカラーが「スタンダード=レギュラーカラー」として定着しています。「ワイドスプレッド」を選ぶとカラーのえり先はジャケットのラペルの下におさまり、ジャケットの重みがカラーに加わるためシャツのカラーがはねることはありません。当店ではヨーロッパでよく見かけるワイドスプレッドカラーとして「ウインザーワイド」をおすすめしています。

ヨーロッパではこれが標準。当店のコードナンバー「ウインザーワイド」
百貨店のオーダーシャツなどで見られる「レギュラー」、今あらためて見ると開きは狭く、カラーは低い。