1/11(水)から1/18(水)まで伊フィレンツェで行われるメンズファッションの展示会「PITTI IMMAGINE UOMO」に行くためミラノ、フィレンツェ、ロンドンに出張する。17年続けてこの時期の連続出張で飛行機はもちろんのこと宿、電車など旅の予約はとっくにすましてあるが旅の前にはいつもどんなことが起きるかわくわくするというより不安な気持ちはいつもある。 でも寒い冬のこの季節、空港閉鎖なども何度も経験したことがある。そのために現地のことばを勉強はしているがまた次も無事にうまくいくかどうかは分らない。そんな思いをひきづりながら現地で生きている真の「クラシックスタイル」をお客様に伝えて行く「行」のような気持ちで旅にでていく。
荷物は少なければ少ないほど楽。下着の枚数もホテルで洗濯すれば減らせるし着こなしを考えればヨーロッパを旅する時の必須アイテムでもあるスーツも一着ですむ。今回はロンドンでドーメルのパトリック氏と会うこともあり堅牢さを誇り英国のテーラー街セヴィルローでもっとも人気があるという52番手という太番手で織られたドーメルロイヤル12を着ていく。また初めての試みだが超軽量のパソコンであるMac book air 11inch も持参。いつもは旅行の間ネットとは断たれた環境にいるがやはりこんな軽くなったら持って行った方が便利。うまくいったらブログの更新も現地からできるかもしれない。
いつも写真の左に移っている小さなメモ帳、じつはエルメネジルドゼニアのウールカシミアのジャケット地を当店の小林氏に頼みカバーに仕立ててつけているがこれに旅程表、宿の住所、パスポートの控えなどを貼付けて旅に持って行く。旅のあいだの一番大事な命綱となっている。
ゼニアのカバーをしたノート、macbookair カランダッシュのボールペン パナソニックのドルツハブラシとシェーバーが旅のお伴。