水曜日休みなのでなかなか娘と休みが合わないがまだ春休みなので京都に小旅行することにした。昨日仕事を終えてすぐクルマで京都に向かったが春の嵐の名残で新名神は横風がきつい。でも渋滞もなく一時間半で一休で家族三人20000円で予約した京都のホテル、京都ロイヤルホテル&スパに到着。食事はホテルのビュッフェにした。正直期待はしていなかったがローストビーフがとても美味しく楽しい夕食になった。おまけに飲み放題のワインが+480円。ワインは銘柄に凝るより楽しくリーズナブルに味わうべきだとおもっていがこれならイタリアより安いではないか。非常にいいではないか。食事のあとほろ酔い加減で夜桜見学としゃれこんだ。嵐の後だからか観光客も少なめで木屋町の桜は七分咲き、円山公園はちらほらだったがはじめての古都の桜、とても風雅だった。
朝は早くから活動するのが僕のやり方。せっかく来たのだからその土地を十分味わいたいのだ。 七時過ぎ朝食を食べに近くの志津屋というパン屋さんになにげなく飛び込んだらモーニングセットのコーヒーについたトーストがことのほかおいしかった。それから
しだれ桜がきれいということを聞いたので醍醐寺にクルマで向かう。私も家族も神社仏閣教会に行くのが大好き。その桜を見るべく醍醐寺三宝院の庭を拝観、醍醐寺にも参る。台風のような低気圧一過で空気は澄んで気持ちいい。観桜会の幕が太閤秀吉の時代にタイムスリップしたこころもち。
桜の時期には京都御所も一般公開される。あいにく紫宸殿の前の左近の桜はつぼみも堅かったが娘と妻ははじめての京都御所におおよろこび。
やはりかって日本の中心だった場所は庭も建物も素晴らしい。
その後小腹が空いたのであの杉本彩もお気に入りの出町柳のふたばで豆大福を買ってほおばりながら白川の詩仙堂に向かう。詩仙堂は人気スポットのはずだがその日は客もすくなく庭とグッドデザインの部屋でときを忘れこころいくまでくつろいだ。鹿おどし正式には僧都というらしいがここではじめてつくられたオリジナルらしい。見た目と構造のシンプルさそしてサウンドスケープありのまさにグッドデザインである。その後与謝蕪村ゆかりの金福寺にいき安政の大獄など日本史を回顧。
春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな
菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村

もうすこしゆっくりできたら日本の言葉のミクロコスモスである俳句も学んでみたいものである。

その後、シャバにもどり、金福寺に案外近かったあのこってりで有名な天下一品の本店でラーメンを食べ、新京極、錦市場、四条河原町とぶらぶらして帰途についた。京都は楽しい。
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志津屋のモーニング
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醍醐寺三宝院のしだれ桜
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さくら、このはかなき花に日本人はこころひかれる。醍醐寺にて
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 観桜会の幕ぞ楽しき太閤の世を想う。醍醐寺にて。
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京都御所、左近の桜もまだ2012/4/4はまだつぼみ
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紅色の桜よ。京都御所にて
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京都の山深い詩仙堂で店主なに想う。
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遠きからくにの天子、詩仙堂に遊ぶ。
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ベッキーも大須の旦那も好きな天下一品、こってりらーめん