ミラノに行くとかならず行く私の口にほんとうに合うレストランがある。そこはミラノ中央駅からすぐのALTOPASCIOである。ここは9年前にミラノ在住の方にご紹介いただいたのだが日本の商社、バイヤーにもよく知られたお店で必ずと言っていいほどそんな日本人のグループに出会う。でもそのことがALTOPASCIOの価値を減ずるものでもない。ミラノにいる間、食事はたいていALTOPASCIOのお世話になっている。本来なら大事な店は内緒にしておきたいがやはりここの美味しさとまたお値段のまっとうさ(ワインを飲んでおひとり様30ユーロ〜50ユーロ)は伝えなければならないだろう。また給仕2人で大きなホールをまかなっているがけっしてよどむことなく極めて迅速に料理は出てくる。イタリア料理は少人数で迅速なサービスが可能な「システム」である。
古参のカメリエーレ(給仕)は無駄なことをいっさい言わないが薦めてくれることもありそれも適切。料理はまったく適切な量を季節の食材で楽しませてくれる正統派のリストランテでそれもミラノという都会を反映している気もする。

ALTOPASCIO
17 Via G. Fara  Milano 20124 
tel 02.67.02.458
土曜日休み 日曜の昼は休み
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アルトパッショの入り口
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中は正統派のリストランテ。でもお高くない。

今回は3回訪問したがフレッシュのポルチーニの走りでそれをいろいろな食べ方でいただいた。本ポルチーニ(ヤマドリタケ)の産地はイタリアでなくポーランドが圧倒しており、ポーランド産はヨーロッパで食べられている本ポルチーニのおよそ90%を占める。
ポルチーニの生は冬にはなく今頃からだんだん出始めのポルチーニだったようだ。

生のポルチーニは大キノコで迫力がある。刻んだのをソテーにしたものと大きいままでグリルにした料理、最後に食べたのはソテーしたものをレモン汁であえてサラダ仕立てにしたもの。これは旨かった。とはいえポルチーニといえども日本のスーパーでみるエリンギやしめじなんかと全然世界がちがうというほどでもない。それらしい料理を日本でまたやってみたい。
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生のポルチーニ、いまだに栽培は出来ずに野生だそうだ。
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ポルチーニのグリル 
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 生ポルチーニとパルメジャーノのサラダ 

ここのコトレットミラネーゼは骨付きの子牛の肉を使っていてピカイチ。肉にはちゃんと火が通っているが骨の周りはレアでそれがいいのだ。塩レモン味でさっぱりしているのでついつい頼んでしまうが一度日本からウスターソースを持参してカラシでも添えて食べてみたいもんだ。

ぼくはイタリアではまずハウスワインしか飲まない。だってハウスワインは地元の酒で一番安くて旨いものを出すのだ。アルトパッショもそうだ。 

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アンティパスティ アルトパッショ
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小エビとルッコラのサラダ

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ミラノ風子牛のカツレツ ココのが最高です。
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20日の夕食 小エビとポテトのさらだ
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イカとカラスミの2色タリアテレ
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皿一杯のタリアータ

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パスタ アルトパッショ風