秋風が吹き東京では日中でも摂氏25度を下回りいよいよ本格的な秋を迎える気配。とはいえ町の男達の装いはいまだクールビズスタイルでネクタイなしがほとんど。10月になり秋本番となってもネクタイ無しでもいい、いやネクタイをしめてくるなという会社も多いらしい。でもへそまがりなわたしはこういう状況はおしゃれにとっては好ましいかもしれないと考えている。ネクタイ無しがほとんどの中でネクタイをしている姿を想像してみる。ネクタイ無しのグループのなかでネクタイ姿の男はおしゃれ度でまちがいなく際立つ。ノーネクタイの男と比較するとぐっとクラスが上の感じがするはずだ。もちろん変なアイテムを身につけているのではないのでいわゆる「悪目立ち」するわけでは決して無い。ファッションとは差異のロジックである。ノーネクタイに飽きた方は他の人がするよりさきに一度ネクタイスタイルにもどってみるのも新しい発見があっていいかもしれない。

ネクタイの中で濃紺の無地つまり濃紺ソリッドタイはほかのネクタイとは違ったステイタスがある。それはネクタイ自体,何の変哲がなくてもスーツを引き立たせるという効果が期待できるのだ。Vゾーンはジャケット、シャツ、ネクタイの3者によって構成されているがそのなかに濃紺無地のネクタイはほかの2つをひきしめることになる。3つの中のどれかには無地をあしらうといいといわれるがそれが濃紺無地ネクタイならスーツをぐっと引き立たせることになるのだ。スーツにはライトグレー、ダークグレー、ダークブルーでもどれでもいい。無地でもいいしストライプのスーツならなお良い。

当店ではスーツをひきたたせる濃紺ソリッドタイを国産シルク100%で作りました。ネクタイ幅は店主所有英国ジャーミンストリートの名店ハービーハドソンのネクタイを参考にした極めてクラシックな8.7cm。綾が見えるタイプとなめらかなタイプなど3種有ります。 一本8500円(税込)完売

フォーマルにも兼用できるエクストラダークブルーのソリッドタイを追加しました。(9/30)
P1000549
拡大して実物に近い色をお確かめください。
P1000563
ビジネススーツならこの3種
P1000711
エキストラダークブルーならお通夜などにも使える。その際はディンプルを作らないように。