いまヘルシンキ駅前のホテル、まだ日が明けぬ朝の午前三時前でこれを書いている。ヨーロッパに来ると夜10時にホテルで眠りにつき朝の2時に起きてしまうのがいつものパターン。

フィンエアは機内のエアコンが効きすぎて寒いのが玉にきずだがヨーロッパまで9時間のフライトは本当に楽チン。朝の10時半に中部国際空港をとびたって昼の三時半にはもうヘルシンキのホテルにチェックインしている。ヘルシンキでは駅前に宿をとって港までぶらぶら。港には屋台がいろいろ出て楽しそうだ。ヘルシンキは平坦でなく坂道がありとてもいい感じ。丘の上に立つレンガでできたロシア正教寺院のウスペンスキ聖堂を見学後ヘルシンキのランドマークであるヘルシンキ大聖堂へ。ここもまた丘の上に立っていて目の前に階段があるのでちょっとローマのスペイン階段を思い出した。階段の前には広場がひろがりその前にカフェがあったので入る。普通のコーヒーは大きい金属のサーバーに入っていて飲み放題。歩き疲れたのどにとても優しい味だった。三人でコーヒー2杯と紅茶一杯とケーキ2つで27ユーロ。ヘルシンキの街はたぶん消費税が2割ひょっとすると3割くらい内税になっている感じで物価は小高い。物価が高いと思うがファストファッションの店に入るとお求めやすい物も見つかるのも分かった。
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ヘルシンキ中央駅
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ヘルシンキ市内の通り
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丘の上に建つレンガ造りのロシア正教寺院ウスペンスキ聖堂
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階段の上に建つ ヘルシンキ大聖堂

すこし疲れもとれてまた散歩をつづける。ヘルシンキの有名なブランドであるマリメッコ、イッタラ、アラッビアなどながめる。結構なおねだんだがよくにたものがスーパーなら安く売っているのを発見したりもする。建物にフィレンツェのような統一感は無いがモダンないい建築があり、デザイン、インテリアが好きな国民であるとわかってくる。 
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ヘルシンキ駅のモダンなマンション、1、2階はモール

夕食はMURUという店を雑誌FIGAROのフィンランド特集で見つけ日本から予約し出かけた。時間に行くと若者だけでやっている元気のあるレストラン(フィンランド語でレストランはラビントラのはず)だった。カタルーニャのカヴァを頼み、スターターにガスパチョ、リゾットネロホタテ添えで腹を作りメインはスズキのグリルそしてチーズのあとデザートという食事を楽しんだ。  食事が終わると千鳥足でホテルに帰り、いつも通りベッドに倒れ込んだ。
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若者同士で切り盛りするラビントラ MURU
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まんなかに泡のようなポテトクリームが浮かぶガスパチョ
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スズキのグリル
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大ぶりのホタテとエディブルフラワーがそえられたイカスミのリゾット
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超ミニトマトとマシュマロのデザート

あと3時間でヘルシンキ駅からロシア行きの列車にのりサンクトペテルブルグに向かう。