2011.3.11東北の大震災が起こり、テレビでその惨状が映しだされてから、ぼくはしばらくショックで本当になにも手につかなかったことを覚えている。名古屋の地でのうのうと洋服屋をやっていていいのかと心の中で問い続けた。その一週間後くらいだったろうか、炭火やきとりきんぼしを営む弟たちをまじえて話し合い、まとまった金額を寄付しようと決めた。わたしはイタリア語で頑張れ日本を意味する言葉「FORZA GIAPPONE」をかかげ寄付し、そして弟達はきんぼしで一番人気の「つくね」の売上すべてを寄付する「つくね募金」を始めた。繁盛店なので結果250万円を超える金額を寄付したという記憶がある。

今回、熊本地震のことでは弟達を話しあうことはなかった。でも昨日、しもちゃんと東京にすむ小松原ときんぼし新栄に行くとまた「つくね募金」を始めたと張り紙がでていた。弟達がんばっているね、うれしいね。さっそくいつも一本しか食べないつくねを三人で三本ずつ食べた。もしきんぼしに期間中にお行きになるならもう一本余分につくね食べてみませんか?なによりとっても美味しいです。

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3人で9本いただきました。うんまい。
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壁にはつくね募金の張り紙が。
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赤ワインアリアニコに香草焼きがマリアージュ。