濃紺ジャケットはオシャレの基本アイテム 
打ち合わせなどビジネスシーンでもカジュアルなコーディネートでも紺ジャケットはずっとメンズウェアのマストアイテム。 ただ素材は進化しています。紺ジャケと言われている20年以上前はフランネルかサキソニーだったのですが今はもうすこし味わいの深い、表面感を感じる素材に好みが移って来ました。色も黒に近い濃紺無地からだんだんロイヤルブルーと言われる浅く、明るい色が好まれるようになってきました。
今年はイタリア製ロロ・ピアーナ社の人気素材ドリームツイードのコレクションの中のムリネーブルー無地を1反買い付けスペシャルプライスでオーダー承ります。1mあたり320gの秋冬素材で細番手ウールでは世界で最高の買い付け能力をもつロロ・ピアーナ社ならではの、まるで高品質なセーターのような極めて柔らかい手触りは着た瞬間幸せな気分になります。

イタリア製 ドリームツイード ムリネーブルー無地
スペシャルプライス オーダージャケット価格58000円(税込)
 完売10/21

当店のロロ・ピアーナ素材は正規輸入元ロロ・ピアーナジャパンのみからの輸入です。その証としてすべてオーダーマーケット向けのグリーンタグが付きます。黒タグは並行輸入もしくは既製品向けの流用と思われます。

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ムリネーとは
ムリネーとは異なる色の糸を一本の糸に撚り合わせることで同じ色の糸でつくるより深みをだしています。(杢糸とも言います。)最近テキスタイルに平板な表面感ではなく凹凸感を求められるのでムリネーがよく使われるようになりました。画像を見ると同じブルーですが複数の濃度の色が組み合わせるのがわかるはずです。
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複数の濃淡の紺の色でブルーを表現しています。

ウールパンツでもデニムにも
ビジネスなら本バス毛芯仕立てで美しいラインに仕立て細身のウールパンツに合わせるのがいいかもしれません。ボタンは黒蝶貝のボタンもしくは水牛がいいでしょう。
カジュアルなら軽い毛芯のみで肩パットもないアンコン仕立てがおすすめです。デニムやコットンのパンツにあわせ、差し色のジレでコーデするのはいかがでしょうか。

ボタンで変化を付ける。
当店は水牛ボタン、象牙椰子でつくるナットボタン、貝のボタン(白のみプラス3000円)の天然ボタンを無料でお付けいたします。またメタルボタンも無料で用意しています。ボタン次第でジャケットのもつ雰囲気は変化します。あなたのブルージャケットのイメージにあったボタンをお選びくださいませ。
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ナットボタン
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シルバーメタルボタン
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シェルボタン(白蝶貝のみ有料)
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水牛ボタン

マリック裏地であなたのジャケットにフィレンツェのテイストを
もし本バス毛芯仕立てをお選びなら、フィレンツェの中心街トルナブオーニ通りからすこし入った美しい裏地店「マリック」の100%裏地をあしらってみてはいかがでしょう。名テーラー「セミナーラ」も使っているマリックの裏地を使えばより軽やかな着心地になりますし、美しい色はあなたのジャケットにフィレンツェのテイストが加わります。カラー無地は3000円(税込)の追加でお使いいただけます。
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マリックキュプラ100%カラー裏地

スベシャルプライスとは
従来テーラーは服地を小さくカットしたものを一冊の本にしたバンチサンプルを店頭に置き、その中からお客様が一着ずつ服地を選び発注していました。でもそれだとイタリア、英国メーカーでは原料代など製造原価に加え倉庫費用、在庫リスク、発送費用など高いコストが発生し、毎回FEDEXなどの高い送料通関費がかかり、それがインポート素材の価格に転嫁することとなり高コストの原因になりました。
ヨーロッパの良い素材を多くのお客様に味わってもらいたいと考え、当店ではシーズンが始まる4ヶ月前にメーカーの全コレクションサンプルを見てその中から直接、1反単位で発注します。そのためメーカーの倉庫費用、在庫リスクを抑え、一着あたりの運送コストを低く、高品質な素材のトータルのコストを最小限に抑えられるのです。