昨日のお休み、新幹線に飛び乗り目指すは代官山。一ヶ月前だったかネットでライブをさがし、大のはっぴいえんどマニア、佐野史郎さんが鈴木茂小原礼林立夫を率い代官山「晴れたら空に豆まいて」で8/30にライブをすることを知る。ちょうど休みだったのですごく行きたいけど東京じゃあ無理だなあと思い共演者をみるとマイカルブテとあった。マイカルブテ、マイカルブテ、、、え!ルブテまいかちゃん!!

23年前のお話、名古屋八事近くのモール、シンシア山手に当時5歳の息子を連れショッピング。その際、息子をキッズエリアで遊ばせていたら、そこにいた愛らしい女の子と仲良く遊び始める。お母様らしき方に声をかけ、子供の歳が一緒だったことを知る。ご主人は外資系銀行に勤めるフランスの方で奥様の実家里帰り中とのこと。それから当家に遊びに来ていただいたり、焼き鳥きんぼしに行ったり家族付き合いが始まる。その女の子がルブテまいかちゃん。ご主人の帰国で会う機会はなくなったがご家族の名前を忘れることはなかった。

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1994年自宅にて。マイカちゃんと息子。
 
午後7時「晴れたら空に豆まいて」に入ってすぐ大人になったマイカルブテを客席で見つけ、声をかけた。当然5歳のことなど覚えていない。でもフレンドリーに話していただき両親は都内に住んでいることがわかり嬉しくなる。
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ひさしぶりに会うと美しき女性になっていた。ピンぼけなれど美しき思い出。
 
ライブはマイカルブテから始まる。エレクトロニカだが清らかな歌声とメロディが楽しい。彼女の曲スカイダイバーはいいね。三曲演奏後、レジェンド小原礼鈴木茂林立夫率いる佐野史郎登場、フジロック出演歴もある佐野さんのオリジナルロックをまじえ、大瀧詠一の名曲「暑さのせい」「びんぼう」や鈴木茂さんの名曲「16分音符の唄」「砂の女」小原礼さん唄う加藤和彦に捧げる唄など日本のロック黎明期の名曲を楽しんだ。
鈴木茂さんの飄々としたMCではっぴいえんど時代の逸話なども聞けたが今日は100ワットの恋人を女性キーボードサポートで演奏するのがワクワクするといってマイカルブテとつかの間の共演が始まる。この曲はもともとのピアノパートはこの春ドウービーブラザーズのサポートで来たピルペインの演奏。憧れのビルのパートをあのマイカルブテがやるってのはまさに縁が紡ぐ糸。客席のわれわれは大御所との晴れ舞台をおそるおそる聞く親心にも似た気分、でもマイカルブテ、彼女自身のフレーズで堂々このパートをこなしてくれました。このライブの模様はなぜか最前列で堤幸彦監督みずからヴィデオカメラで撮影。いつかみなさんも観れる可能性あり。
フィナーレはマイカルブテ唄う細野晴臣作曲松本隆作曲「風の谷のナウシカ」大好きな映画大好きな唄、とってもステキな夜でした。
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当日、写真はNGなので入り口のポスターで。
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ライブ後。素敵な演奏でした。マイカルブテ。