春3月、高知に行ったのが楽しく味をしめてこの水木また出かけた。名古屋からはフジドリームエアラインが高知まで飛んでいるので行くには便利。夕方、地元人気の居酒屋、葉牡丹さんでまず1杯。混んだ店のカウンターに座っていると地元の言葉が飛び交いそれは楽しい。お酒に合う料理をいろいろ頼んで結構飲んでもふたりで5000円。やすさにほっこり。そのあと前回見つけた帯屋町の裏通りの飲み屋「ISIS」さんに訪問。高知弁のママやママのともだちとキリンビール高知のコピー「たっすいがはいかん」の意味で盛り上がる。「リスクをはらない気力のない生き方はだめだ。」という意味だそうだ。そんな高邁な精神をを高知の女達は真顔で語る。やはりわれわれとはバイタリティが違う。キリンラガーがかって味をリニューアルしたとき高知県民は「たっすいがはいかん」と、炭酸分がすくないまろやかな味を拒んでいままでオリジナルの味にもどしたというすばらしい逸話がある。やはりオリジナルは重要、オリジナルを守るため気高く立ち上がる人たちが高知人だった。その後、屋台の餃子店、「安兵衛」で締めるが、そのクリスピーさにちょっと感動。
二日酔いの朝、高知城を散歩。野積みのワイルドな石垣眺めながら天守閣に登る。江戸中期に建てらてた木造建築の天守閣から望む市内の景色も雄大ですばらしい。城下で開いている木曜市に立ち寄る。大人気の芋の天ぷら店もあり活気がある。海産物乾物の店に立ち寄ったら、店の名物おねえさんが覚えてくれて「二度目来てくれたらもう親戚だからさ。」といわれほろりと来た。昨晩のISISの優しさもそうだった。二度目の高知はやはりおおらかで優しい。
高知人御用達、葉牡丹
帯屋町のいいお店です。ISIS。
屋台の名店 安兵衛
クリスピーの極み。安兵衛
野積み石垣の上に凛とそびえる高知城
青銅の鯱の向こうに高知の市街
朝市いちばんにんきは芋の天ぷら
黒潮をバックにフェアウェイにむけてショット。
