当店は取引していただいた会社とはずっと長くお付き合いをいたします。一番長いおつきあいは40年の長きに渡って当店のスーツ、ジャケットのすべてを縫製していただいている日本国内、九州の縫製工場。技術者ともこころのかよったお付き合いをしております。ロロ・ピアーナ社とも、もう25年のお付き合いとなりました。取引が始まった当初は知っている方も少なかったのですがいまはLVMH社の中の世界最高のラグジュアリーブランドのひとつとしての地位が確立しています。

昨日はロロ・ピアーナの日本現地法人、ロロ・ピアーナジャパン社が服地が扱われている現況を知りたいと副社長マルコ・スポーラ氏とスタッフ2名が来店、今後の販売方針についてミーティングしました。地方のいちテーラーにロロ・ピアーナ社の代表が直接来るということは通常考えるとなかなか珍しいことかもしれません。それは長き取引の中でロロ・ピアーナの素材が優秀なだけでなく、着る方が幸せを感じる服地だということをずっとお客様に伝えてきたことが評価されてきたからかもしれません。いままでも5回ロロ・ピアーナのイタリア・クアローナ本社に訪問しました。毎年4回買い付けのためにスタッフが来店します。製品が産み出されるバックグラウンドも熟知していますし、服地そのものも知り尽くしています。25年もそんな交流をしているともはや客と取引先でなくもうなんだか「AMICI」(イタリア語で友達)です。
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オーダーサロンタナカ店内でマルコさんと。
ミーティング後は、5月に発売のミシュランガイド中部版にも掲載、弟たちの店「炭火焼鳥きんぼし」に行き、みんな大満足でした。

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マルコさんのふるさと近くで生産のバローロを
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相性のいいラムと
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きんぼしの唐揚げはうまい。
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ごきげんの3人。