ブログ丸10年の日を迎えたのち、3日お休みをいただきました。また一日目からスタートする気分です。

環境省が主導する運動「クールビズ」は昨年で終了しましたが、その影響か、夏にスーツを着る人は少なくなってきたと感じています。ヨーロッパでも夏のスーツ離れはじわじわすすんでいると聞いています。ビジネスの現場で働く人々に、上からの圧力で不必要なドレスコードで縛ることには大反対です。職場ではいい仕事さえすれば、スタイルは基本自由でいいと思います。しかしクールビズの期間中はスーツ着用がどこか禁止されている雰囲気もありました。チノパンとTシャツが好きな人はそれでいいし、スーツが好きな人はスーツでもいいですよね。

昨日、「ブルースブラザーズ」、マイケル・ジャクソン「スリラー」などをとったアメリカの名監督ジョン・ランディスについてちょっと調べていました。彼はずっとスーツスタイルを通していて、熱帯での撮影でもメガネとネクタイ、スーツ姿だそうです。英国紳士からも称賛されていたそう。ボタンダウンでスーツが監督のスタイルで白髪交じりのひげとセルフレームの眼鏡がお似合いでとても素敵です。

「ジョン・ランディス」とウィキペディアで調べてみてください。監督のスーツ姿が見つかります。映画という大勢のスタッフを長い期間とりまとめるという仕事では監督へのリスペクトがとても大。暑いときも朝早くでもスーツ姿で現れる監督ならどうしても尊敬していまいしますよね。スーツにはその場とても大事にしてくれる、一期一会の瞬間に気を抜かず尊敬して立ち会っている。どこかしらそんなチカラがある気がします。これからも特に夏のカジュアル化は進んでいくと思いますが、スーツが好きだから今の仕事をしてますし、スーツのチカラを信じているからこそテーラーという仕事にも前向きにとりくんでいます。

ジョン・ランディスとグーグルで画像を調べてパソコン画面をパチリ。ご興味がある方はいちどお調べくださいませ。