高齢の母と恒例の墓参。

今日は恒例の月初めの墓参。母もいまだ元気だとはいえ、ことし86と歳を重ねてきました。駐車場から当家の墓地では5分ほど歩くのですが、今朝は当家の墓前すぐ近くまで細い道を通ってクルマで連れていきました。これは楽だとけっこうよろこんでいましたね。

スーツ素材でジャケットを試作。

スーツ素材は無地、ストライプ、チェックがありますが基本ウーステッドという梳いて表面の毛を取り去ったつるっとした糸(梳毛糸)を使っているため表面がなめらかです。対してジャケットの素材はカジュアル感を演出するため表面に凹凸があります。ですからスーツ素材でジャケットのみを仕立てるとツルッとした表面がちょっとスクエア感があります。

このたびロロ・ピアーナ ムービング2ウェイズ ネイビー3cmワイドストライプでジャケットを仕立ててみたいと思いました。ただこれは表面はなめらかでストライプという典型的なスーツ素材です。普通にジャケットに仕立てると上記のようにかっちりしたスーツを上着を着ているようになってしまいます。

ですからカジュアルに見えるようこんな工夫をしてみました。

  • 軽くしたいので、軽量フル毛芯を使ったambai仕立て。ストレッチがよく効くように背抜き。
  • ポケットはジャケット感を強調させるため胸脇ともパッチポケット(3パッチ)
  • ハンドステッチは7mm幅にする。
  • 肩は雨振り袖(マニカカミーチャ)
  • ボタンはネイビーに映えるよう淡い色のリアルホーンボタン
  • 袖ボタンは間隔を空け2つに。(本切羽)
スーツ素材でジャケットならカジュアル感を出す方向にする。
3パッチポケットと 袖2ボタン(本切羽)
肩パットなし。雨振り袖(マニカカミーチャ)肩線は後ろに逃がす。