素材撮影は難しい。（2020/8/2）

英国からドーメル社素材が到着

ドーメル社はフランス・パリに本社がありますが、製造および出荷拠点は英国ヨークシャー地方にあります。コロナであまり影響は受けずに操業が行われていたそうで順調に今日、秋冬の素材が入荷してきました。

スーツ、ジャケット素材撮影はけっこう難しいのです。

この秋冬は入荷した素材をいままで以上にちゃんとネット上に画像をアップしてお伝えしようと考えています。遠方のお客様でも一度でも採寸データがあるお客様ならご自宅からネットでお買い物ができるよう、素材の味わい、表情をできるだけお伝えできるよう撮影、画像処理をしています。とはいえ特にツヤの美しいウーステッドのスーツ素材の場合、陰影や素材感など画像として再現するのはかんたんではないのです。撮影に使っているSONYのRX100Ⅲを設定。そして撮影した画像をMacのディスプレイに表示し、現物の素材と比較して画像処理を加え調整していきますが、スーツやジャケット素材などテキスタイルを撮影する専門家がいらっしゃったらご教授いただきたいところですが、全ては自分で試行錯誤しながら画像を作っています。ご来店のお客様で服地の写真撮っていいですかと言われる方もときどきいらっしゃいますが、もちろんいいですがスマホではなかなか難しいですよとお伝えします。やってみるとiphoneなどは内蔵の画像処理エンジンが勝手に調整し、撮影した画像と目の前の素材の色合いがまったく違うのでお客様は驚かれます。スマホの画像は格段と良くなりましたが、やはりテキスタイルの撮影には向いてないようです。