5年ほど前に買ったフランス鞣しの特選革を使ったスコッチグレーンの靴がしっかりしていて気に入っている。ジョンロブやエドワードグリーンではない普通の革靴だが紺のスーツを着る時に良く履く。靴ひもがぼろぼろになったので東急ハンズで85cmの鑞引きの紐を買い交換、松坂屋南館地下の靴の修理屋「山崎」で減ったかかとを替えビブラム社の滑り止めを貼ってもらった。革靴を新しく買うと2日くらい履いてその後いつも「山崎」でビブラムの滑り止めを貼ってもらう。滑り止めは山崎オリジナルもあるがなぜか剥離しやすいのでちょっと高いのでシャクにさわるがビブラム製にしている。ぺらんとしたゴムの滑り止めとそんな時間もかからないかかと取り替えで4900円もとり高いとは思うのだがまあこれで靴が長持ちすると思うとしょうがない。「山崎」以前は職人さんが接客していて接客もぶっきらぼうだったが昨日行ったらもうかったのか南館のかたすみから移転してラウンジ風に変わり女性店員がスーツを着て受付をしていてちょっとびっくりした。 

それから家でSAPHIRの靴クリームで靴を丹念に磨いた。革靴というのは丁寧に扱うと本当に長持ちする。またこうやって時々手を入れてやると再生するのもうれしい。「どうだ」という(イバリの効いた?)ものでもないが良品を大事に手入れして長く使うってのがわたしはクラシックの精神だとおもうのだ。 
 
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何の変哲もないが気に入っている靴
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最初革靴は底がつるつるですべりやすい。だからこれを貼る。傷めばこれだけを交換すれば
いいので底が長持ちする。どうなんでしょ、こういう使い方。識者よ。