昨日は遠方から地元から、お客様、ともだち、取引先また新しいお客様、ずっとご愛顧いただいているお客様などなど、本当にわたし自身おどろくほどたくさんのお客様の来店があった。まるで繁華街の交差点でもたっているような心持ちだった。ことばにできないくらいありがたいことで特にお客様については期待にこたえられるか戸惑うぐらいだが、いまやっている足下をしっかりかため日々を過ごして行きたい。
昨日は閉店時間がくるやいなやすぐに店を出て愛知県芸術大劇場に「シンディローパー」を見に出かけた。
今は誰もが知るポップスター シンディローパーを初めて知ったのは「ハイスクールはダンステリア」でメジャーデビューした際小林克也のテレビ番組「ベストヒットUSA」にプロモーションで出た時。変な口(ハリウッドスマイルというらしい)の女性だなって思ったのが第一印象だった。そのころ時代はレコードからCDになったころで「タイムアフタータイム」「TRUE COLORS」など素晴らしい曲が多く彼女のアルバムはほとんど揃えた。
若い頃は小さなクルマに服地を積み込み夜暗い高速道路をひたはしって地方に行き洋服の注文をとりにいった。彼女のCDをききながら慣れない道を不安な気持ちで走った。そんな思い出が、その頃から全く衰えない彼女の声で好きだった曲が新しいアレンジで力強く蘇るのを聞いてシアターの暗さのなかで突然フラッシュバック。その頃から経過した時間の重みを思い、不覚にも少々落涙してしまった。
彼女は素晴らしい曲がたくさんあるのに「WHATS GOING ON」などアメリカ音楽の名曲や「忘れないわ」など他人の曲もたくさん歌ってくれた。バンドはギターではなく主にブルースハープの第一人者Charlie Musselwhiteがリードを取るブルージーな構成でシンディのグルーブをささえる。バックボーカル、バックダンサーもいないがそれだけにシンディの歌が強くこころに響く。胸にひしひし伝わったのはシンディが歌うのが大好きだと言う事。何かを伝えるためではなく歌、音楽そのものへの愛をすごく感じた。
会場で買ったシンディのTシャツとCharlie MusselwhiteのCD